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プロ野球・読売巨人軍のセ・リーグ連覇から一夜明けた11日、全国の三越やプランタン銀座などで一斉に優勝セールが始まった。(読売新聞/2008.10.11)
●スローなコメント
 メイクレジェンドとなった今年のセ・リーグ。わたしはアンチ巨人ですが、今回ばかりは素直にすごいと思いました。

 巨人の優勝セールといえば「そごう」というイメージがありましたが、いまや百貨店業界は再編の嵐です。ファンから見れば「何故三越?何故プランタン銀座なの?」といったところでしょうか。

 百貨店は業界全体の売上が減るなか、合併による集約化が進んでいます。プロ野球人気はすっかり陰りを帯び、巨人戦が地上波でテレビ中継される回数も減りました。優勝セールといっても、わたしの心は躍りません。プロ野球と百貨店は昭和の遺産かもしれません。

 わたしは地方の百貨店に元気が出てほしいと思います。今のような再編形態は業界破綻までの生命を維持する以外の価値を感じません。そしてプロ野球はより地域化を進め、その地方の百貨店と連携を深めて欲しいと思います。

 モデルとしては、広島カープと福屋デパートがある広島のようなカタチが広がっていくことが理想です。
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