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北朝鮮外務省は3日「朝鮮民主主義人民共和国の科学研究部門では今後、安全性が徹底して保証された核実験を行うことになる」という声明を発表した。北朝鮮外務省は同日午後6時、朝鮮中央放送・朝鮮中央通信・朝鮮中央テレビなど全メディアを通じ、同時に報道した声明で、「外務省は委任により、自衛的な戦争抑制力を強化する新たな措置を取ることに関し、厳粛に表明する」と述べ、上のとおり発表した。(朝鮮日報/2006.10.04)
● Comment
先クールで放映されたテレビドラマ「不信のとき(原作:有吉佐和子)」は、不信にまみれた大人達をコミカルに描いた作品でした。これが人間でなく、国家間で不信まみれなのが、日本と北朝鮮です。今回のように、いきなり北朝鮮から「核実験を行うことになる」と発表されると、わたしたちは冷静な頭で「何故なのか?」を考えるよりも、「やはり北朝鮮は、ならず者国家だ」という拒絶反応が先にきてしまいます。ところで、作家の雨宮処凛(かりん)さんは、「悪の枢軸を訪ねて」という本で、自らの北朝鮮の旅行記を書いています。その中で「北朝鮮も日本もそこに住む人々のこころは同じ」と書いています。お互いの国が「見える化」されていないことが、不信の増加につながると思います。隣国でありながら、両国に交流が断絶されているという異常事態を回避したいものです。
[関連情報]
悪の枢軸を訪ねて
読感:楽しいナショナリズム
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