潮干狩り
 お金を使わないゴールデンウイークを過ごしたいと思いました。そこで思いついたのが「潮干狩り」。横浜市民にとって、身近な潮干狩り場が「海の公園」です。1kmに及ぶ白い砂浜は人工的に運ばれたもので、とても整備されたビーチです。3月から夏前までは、潮干狩りのスポットとして有名です。ここは貝を補充しない天然の潮干狩り場です。その為、入場も捕獲も無料です。

 海の公園へは金沢八景からシーサイドラインに乗りました。金沢八景駅で降りたのは生まれて初めてです。古い喫茶店、古い本屋さん、古い八百屋さん・・・何年も変わっていないように思える小さな駅前は昭和を感じました。それはニュータウンに住む我が家族にとっては、新鮮な感覚でした。

 シーサイドラインは人で溢れていました。殆どの人は八景島シーパラダイスに行くのでしょう。しかし、私たちが向かうのは「海の公園」。八景島の手前で下車しました。降りる客は殆どいません。なんとなく侘しい気持ちを抱えながら公園に向かいましたが、そんな思いを吹き飛ばすかのように、ビーチは人で溢れかえっていました。ビーチを埋め尽くすように、テントやレジャーシートが敷かれ、皆がバケツと熊手を抱えています。

「これだけ人がいたら、アサリは全くいないだろうなぁ〜」

 早くも諦めモード全開です。まだ干潮には、時間があるようだったので、売店でお弁当を買い、腹ごしらえしました。空には多くのとんびが舞っていました。そのとんびの一羽が、突然急降下しました。そして、近くにいる子どもの弁当の中身をかっさらっていきました。わたしはびっくり。周囲もざわめきました。羽を広げたとんびは、カラスよりも一回り大きいこともあって、怖さを感じました。

 午後2時頃に干潮となりました。潮干狩りの開始です・・・といっても、所詮は下手の横好き・・・むなしく熊手を泥土に引っ掻き回すだけです。それでもアサリを一個だけ捕獲・・・息子はいじらしくも大喜びでした。帰りに地元のスーパーでアサリを補充・・・アサリはミネラル豊富な健康食材・・・アサリの酒蒸しで楽しい晩餐(2010/05)
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