合格!エコ検定
 高校時代、はじめてレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読みました。そのとき少なからず衝撃を受けました。「わずか二、三種類の虫を退治するために、あたり一面をよごし、ほかならぬ自分自身の破滅をまねくとは、知性あるもののふるまいだろうか」というくだりは一生忘れないと思います。以降、数年に一回はこの本を再読します。時が経過した今でもこの本の指摘する内容は古さを感じません。

 高校時代に化学物質への懸念を抱いたわたしは、もっと化学を勉強したいと思いました。いつしか化学マニアとなり、大学も理学部・応用化学科を選択しました。しかしもともと「勉強嫌い」のわたしは大学時代、遊びまくってしまいました・・・。バブル経済が遊びに拍車をかけました!卒業する頃は化学の「カの字」も忘れたボンクラ学生となりました。結局、仕事は化学と何の関係もないシステムエンジニアとなりました。

 しかし地球温暖化問題が深刻になるにつれ、わたしの化学心が少し目を覚ましました。最早、化学者として環境問題に取り組むのは難しいのですが、一般人の立場として環境改善に貢献したいと思うようになりました。このサイトを立ち上げたきっかけのひとつはそこにあります。

 そして2006年に始まった「エコ検定」に関心を持ちました。わたしはエコ検定の公式テキストと問題集を片手に、寝る前10分間の勉強を繰り返しました。そして第二回の検定試験を受験し合格しました手(チョキ)環境問題は人類共通の解決するべき命題だと思います。「エコ検定」は少しの学習で環境問題に対する意識向上を促すきっかけになると思いました。(2007/10)
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eco検定公式テキスト

環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けたこの新検定に対応する、初の公式テキスト。

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2007年

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