いつまでも若い脳
 ビジネス本の名著−「仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン著)」には、普遍的で重要な示唆をする一文があります。

「試してみることに失敗はない」

 これは人生を一瞬で変えてしまうチカラを持った言葉だと思います。惰性に満ちた仕事も、何かの改善が出来るはずです。それが仕事の楽しさにつながり、ひいては人生の楽しさにつながります。

 もしも改善点が見出せないなら、自らの仕事を「計画⇒実行⇒検証」を繰り返すだけでも変わって来るでしょう。仕事に惰性を感じている人の多くは「実行」のみが行われ、そこに「計画」「検証」の工程が抜かれています。毎日、決められた作業をこなすだけでは、作業がこなれた段階で、惰性を感じるのは当然です。ですから、週末に翌週の目標と日々の計画を立案します。翌週に入ったら帰社するタイミングで、その日の実績と検証をまとめます。そして週末にその週の達成度を記述します。これをするだけで、今の仕事が惰性から刺激になること請け合いです。

 ところで「試す」ことは単に仕事の楽しさを見出すだけではありません。脳にもいい影響を与えるようです。脳神経博士の米山公啓さん「成長期を過ぎた大人も脳は成長する」と指摘します。脳は外からの刺激によってどんどん変化し、鍛えられ、成長するのです。これにより、脳はいつまでも若くありつづけることが出来ます。

 同博士は著書「脳が若返る30の方法」の中で、日常生活で使える脳トレ法を紹介しています。例えば--

目を閉じて食事をする。

ランチは毎日違う店で、一番下のメニューを注文する。

仕事中の間食はピーナッツチョコレートで。


 誰でも簡単に出来ることです。因みにわたしは「柿ピー」が大好物で、毎日のように食べています。「高カロリーだなぁ〜」と思いつつも、ピーナッツのレシチンで脳を活性化させていると善意の解釈をしています

もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング

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