エビフリャー
 出張に行く機会は余り多くは無いのですが、たまに行くならそこでは、地元ならではの名物を食べたいものです。

 ということで、商用で名古屋に行く新幹線のなかで「何を食べれるかなぁ〜」と楽しみにしていました。あらかじめ名古屋の同僚に「美味しいところに連れて行ってくれ!」と頼んでおいたのです。

 そして連れて行かれたのが、伏見駅の近くにある「広小路キッチンマツヤ」。昭和37年に創業という老舗洋食店。レンガの壁が印象的で、重厚な雰囲気が漂う店内です。

 「この店のお奨めは、とんテキと味噌カツですよ!」――同行した女性社員が教えてくれました。メニューに載っている品々は、どれもボリューム満点で、お腹がいっぱいになりそう・・・。わたしは品定めをしながら、海老フライに目がいきました。そこで「特大エビフライ定食」を注文。お店で働くおばさんも、お店同様に年季が入って貫禄たっぷり。

 その海老フライですが、大きさにびっくり。顔よりも大きな海老フライです。そして、中には海老がたっぷり!海老には老化を防ぐタウリンやビタミンEが含まれます。また、骨を丈夫にするカルシウムも多く含まれています。海老の老は、老いでありますが、実は老いても元気なことを意味しているのでしょう!――お腹も気持ちも大満足のランチでした。女性社員が頼んだとんテキも美味しそうでした。脂っこそうな食べ物なのか、サラダがたっぷりと盛ってあるのが、いいサービスだと思いました。

 ところで、海老フライは名古屋の名物なのでしょうか!?――昔、タモリ「エビフリャー」と名古屋人を揶揄していたイメージから、名古屋名物と勝手に思いこんでいたのですが・・・。(2010/06)
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2010年

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