ハ・ト・ヤ
 デトックスなる言葉が飛び交うようになり、都内のあちこちに岩盤浴や温浴施設が誕生しました。ストレスフルな社会を象徴する現象です。でもわたしなら温泉旅行に行きたいです。時間がなければ安・短・近で構いません。転地効果も重要なデトックスだと思います。

 わが家ではここ数年、伊東温泉(静岡県)のハトヤホテルに行くのが恒例化しています。そう「伊東に行くならハ・ト・ヤ」のCMで知っている人も多いはず。ここはわが家にとっての安・短・近に加え、でっかいバイキング会場と広〜いロビーがとてもいいのです。小さな子どもを抱えれば、そのありがたみを感じます。そして「ハトヤ消防隊!」――消防車がホテルの正面に威風堂々と鎮座しています。。。3歳の息子の目はワクワクしっぱなし。消防車を間近で見ることは無いですからね。

 24時間入れる天然温泉には一日、5回入ります。朝起きて活力風呂、朝飯食ってちょいふろ、夕食前に子どもと楽しくお風呂、息子を寝かしつけてひとふろ、そして深夜の癒し風呂――人のいない大浴場で瞑想しながらの至福のひととき。(2007/11)
●関連商品●

パパズ ホテル 日本
稲葉 なおと

一級建築士の資格を持つ建築の専門家にして、旅とホテルを愛する紀行作家である稲葉氏が、自らも二男一女のパパとして、世の父親たちのために厳選した、父親による父親のための新しい家族旅行ガイド。

←前へ

次へ→

2007年

Menu