自然栽培綿カーテンとは「自然の環境のなかで、自然の持つ力で、機械を使わず総て人力で栽培をした綿」を使って出来たカーテンです。
○何故、このような呼び方をするのか。
オーガニックとの違いを説明する為です。 綿の栽培方法は3つに分けられます。
1)一般の綿(地球上の農地の2%)
・大量に作る為に化学肥料、農薬(26%)、農耕機械(温室効果ガスを排出)を使う。
・紡績機(温室効果ガスを排出)で糸を紡ぐ。
・織機(温室効果ガスを排出)
2)オーガニックコットン(有機栽培綿)
・3年以上化学肥料、農薬を使わない土壌で作る。有機肥料、農耕機械(温室効果ガスを排出)は使う。
・紡績機(温室効果ガスを排出)で糸を紡ぐ。綿毛が長いので紡績機で紡ぐ
・オーガニックラベル(栽培基準に従って作られた任意団体の証明)
・織機(温室効果ガスを排出)
・アメリカ産が中心
3)自然栽培綿 (畑を耕すことから商品化までを嘉祥京魯益久織造有限公司が一貫して生産)
・過去一度も化学肥料、有機肥料、農薬、農耕機械を使わずに人の労力だけで栽培。
・綿毛が短い特徴を生かし糸車をつかって手で紡ぐ。(契約農家)
・自然栽培の証明(中国山東省嘉祥県農業局)
・中国産(嘉祥京魯益久織造有限公司が山東省より土地を借り、契約農家の生活を保証する約束をして栽培)
・手織り
・力織機〈明治の後半から昭和の初め頃に活躍していた織機〉(温室効果ガスを排出)
【織機の10倍以上の時間をかけて織り上げる】
・洗濯は陰干しをして軽く引っ張って寸法を合わせて下さい。
・洗ったときは手紡ぎなので糸の紡ぎに余裕があり綿の縮みの欠点をかなり補える。
湿気のあるときは伸び、乾燥するともとの寸法に戻ります。 自然栽培は、自然の土壌で栽培することです。人力で畑を耕し、種を蒔き、水をやり、雑草を取り、虫を取り、綿を摘むまで行います。現在では植物を肥料無しでどのようにして育てるのかを疑問視される方もいらっしゃるかと思われます。昔はどうだったですか。畑、山林、森、草原は自然の中で太陽、水、土の恵みで育っています。肥料などは使っていません。虫被害はどうか。少しはありますけど、食い荒らされることはありません。自然の摂理です。自然を大事にしなければいけません。
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