きなりの心

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きなりの心　　CONCEPT
”健康はやさしい部屋づくりから”							見せるインテリアからやさしい部屋づくりに！　カーテンにたずさわって２５年になります。　これからも多くの方々のお手伝いができればと考えています。『健康は、やさしい部屋作りから』が私のモットーです。

カーテンは部屋の雰囲気を左右する面白さ、色、柄、デザイン、インテリアの中では最高の商材だと思っています。そのことは勿論、今でも変わりませんが、約１２年前、（株）益久染織研究所の廣田社長とお会いしてから、インテリアの考え方がガラリと変わりました。自然素材に動かされたのです。　自然素材は、色、柄はほとんどなく、布を下げているだけの状態になり、華やかさはありません。しかし、不思議なことにその布地をじっと見つめていても飽きません。織り、糸の太さ、なんともいえない味があるのです。　オーガニックコットンカーテンを始めた時、本当に売れるのかなと、不安がありました。ショールームができて、１ヵ月位した頃、一人のお客様が閉店前にいらっしゃいました。ショールームに入るなり、「これで生活ができます！！」と言われ、話を聞くと、子供がアレルギー体質で使えるものが少なく、半年間探し求めていたそうです。　「価格も手ごろだし、材質としても問題ありません。」と言われました。布地の性質（欠点も）を話したところ、　「自然ですから当然です、気にしないでください・・・・・・私には、この素材が必要なのです」その言葉で、この商品が必要とされているところがある事を実感しました。　それから、私は”やさしい部屋作り”を目指すようになり、感謝されるものが販売できる、そういった喜びに変わっていったのです。　私は、今、現代人にとって何が一番必要なのだろうかと考えました。疲れきっている心を癒せる安らぎではないかと。心が癒せれば、ストレスは解消され、心身ともに健康になれると思います。カーテンの名称もオーガニックコットンカーテンから自然栽培綿カーテンに変えました。オーガニックコットンとの違いが明確に出来たからです。　オーガニックコットンはオーガニック基準の中でつくられている事、オーガニックコットン糸は紡績糸であること、自然栽培は字のごとく自然のまま育てているということ、糸は手で紡いでいる違いを確認できたからです。オーガニックコットンもすばらしい商品ですが、自然栽培綿はもっとすばらしい商品と思っています。