4月19日午後7時50分頃、横浜市都筑区の徳生公園で、迷い犬が見つかり保護された。保護されたのは、ウェリッシュ・コーギーのオスの成犬で、体重推定12キロ、年齢は不明。
第一発見者のランちパパ・ママ夫妻によると、わんこは赤い首輪と青くて太い紐を引きずって、既に暗くなった公園を一頭でさまよっていたという。首輪には、“CHAMP”の文字と、横浜市内の電話番号が書かれていた。しかし、この電話番号に早速連絡をつけたところ、番号主はコーギーに心当たりはない、との返事であったという。さらに、過去4年も同じ電話番号を使っているとのこと。そんな電話番号がなぜ首輪に書き込まれていたかは不明である。CHAMPもわんこの名前なのか、単なる飾りなのか分からない。
“コーギーはコーギー屋にきけ”のことわざ通り、ご近所コーギーのラッテ一家、リズ・ファミリーの協力を仰ぎ、一時は一同総出での飼い主の捜索となったが、現在に至るまで、飼い主の消息はようとしてつかめていない。また、捜索にあたっては、わんこの帰巣本能に頼った“自然体で家に帰るかもしらん法”が試みられ、くだんのわんこを、風の吹くまま気のむくまま自由に歩かせて見たものの、途中で小便をする程度のことしか起こらず、成果はあがらなかった。
都筑警察署の話によると、19日午後10時半時点では、飼い主からの連絡がないとのことでもあり、同日の捜索は打ち切られることになった。
いったんランち家に引き取られたわんこは、玄関スペースで夜を過ごすことになった。男の子ゆえ、ランちに極度に強い関心を示したため、男女隔離の措置がとられることになった。ランちとの間にはフェンスが設けらている。
保護されたわんこは極めて温和で人なつこく、愛らしい犬である。20日以降も近所捜索が続けられるほか、迷い犬ポスターづくりなどの対策が講じられることになっている。保護したランち家の人々は、“これだけ愛嬌のあるわんこは相当に可愛がられていたはず。何としても飼い主を探し出したい”と語っている(連絡先は、ranchi@tmtv.ne.jp
または 本HP掲示板まで)。
2003.4.19
ローカルHPで呼びかけても効果はないか・・・・