日本のカレーは欧風と印度風に分かれます。 欧風のルーツは明治時代。イギリスから日本に伝わったカレーが洋食屋で定番化したものです(上野精養軒など)。小麦粉入りでとろみがあり、具は牛や豚、鶏や魚介類が中心。市販のルーを使う家庭のカレーは欧風に入ります。 一方、印度風は昭和2年「新宿中村屋」が発祥。野菜をベースにしたサラッとしたスープ状でスパイスを強調したものが多く、具は鶏やヒツジ、豆などが中心。80年代後半のエスニックブームに乗って人気が拡大しました。
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