読書遍歴
(2006~)
ロハス
 40歳を過ぎると自分のワークスタイルに意識の変化がおきました。それまでは自分の能力の蓄積と、発信のみに関心がありました。しかし、会社でマネジメントする立場になり、より大きな視点で物事を考えるうちに、自分が正しいと思っていたことが、別な立場で見るとそうでないことに気づきました。そうすると何が正解で何が誤りなのかが分からなくなってきました。わたしはいろんな人の話を聞くことに関心を持つようになりました。

 2005年の暮れ頃、会社の友人と携帯サイトについて話をしました。会社で公式サイトを企画・運営したビジネスモデルを模索しようというものです。ただ公式サイトに至るまでには、いろいろな審査を必要とする為、まずは個人で勝手サイトを作ってみようということになりました。

 わたしは「何をつくろうなぁ〜」と悩みました。自分で勝手に作るなら、携帯では余り一般的とされないテーマにしたいと思いました。そんなある日「下流社会」(三浦展著)を読んでいたとき、ロハスという言葉が目に入ってきました。

 ロハスとはLifestyle of Health and Sustainability(健康で持続可能な生活様式)を意味する。いわゆるスローライフ志向。高学歴、高所得、出世志向が弱くマイペース、ソトコトサライを愛読、社会活動、NPO、環境問題に関心、文化志向、知性と上品さが重要、アナログ趣味、会社以外の人脈作りに熱心、「創造性」を重視。

 この説明文を見ながら、自分に比較的近いかもしれないと思いました(高所得ではありませんが・・・)。「よし、この路線で行こう!」――わたしは決意しました。まずはロハスとは何かをもっと知る必要があると思い書店に行きました。そして「いきいきロハスライフ!」(イデトシカズ著)を手にとりました。サイトを開設する1週間前の出来事でした。

 こうしてわたしの新たな読書遍歴が始まりました。

いきいきロハスライフ!
/イデトシカズ

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