2003.6.8.
ランち新聞  Vol.7

NSCオフ会 東京・駒沢公園で堂々開催

ランちも参加、リョウマ氏との再会のひととき

日本スピッツの親睦団体NSC(日本スピッツクラブ)が東京・駒沢公園でオフ会を開催した。新興の団体であるNSCがオフ会を開いたのは初めて。
当日は絶好の曇天(皮肉ではない。初夏の日ざしはわんこにはツライのだ)に恵まれ、近隣から10頭のスピッツとその従者19名が参集する盛会となった。
駒沢公園は、都内3箇所しかない都営ドッグランがあることで、その筋の人には知られており、各地からわんこが集まってくるため、別名わんこ銀座と呼ばれている。
この日、レトリバー、チワワなどの高級犬種に混じり、スピッツ10頭という大量のマイナー犬(皮肉ではない。10人の若者が居れば10人全員が、スピッツと言えば“歌を聴いたことがある”と答える)の出現に、周囲からは最初は好奇の目で見られたが、すぐに飽きられ放っておかれたのであった。
こうして周囲に溶け込んだ10の白い天使たち(皮肉である。ウンチはもちろんくさい)は、なごやかに話す飼い主ら(皮肉。わんこより人間のおしゃべりの方がうるさい)と共に、初夏の一日を満喫したのであった。
(NSCについては“きょうのことば”参照)

初めてのNSCオフ会

再会、リョウマ氏とランち

この日はランち(2才)にとってもうれしい一日となった。3月2日付ランち新聞“熱愛発覚”で既報のとおり、ランちの恋人と噂されているリョウマ氏(3才)と再会したのである。リョウマ氏とはこの2月の出会い以来、NSCコンテストなどでも会ってはいるが、コンテストという公式行事から開放されたオフ会では、終始リラックスして逢瀬を楽しんだのである。
ただし、ランちは他のオトコわんこにもにおいを嗅いで回るわ、リョウマ氏はリョウマ氏で、居並ぶ美犬を追い回すわで、この2頭には貞操と言う言葉はないらしい。
自由な恋愛で知られる平安貴族もびっくりの、わんこ交歓図の入り乱れぶりに、ランちのパパ&ママの悩みも深まるのであった。

きょうのことば〜NSC(日本スピッツクラブ)


健全な日本スピッツの飼養・繁殖と、会員間の親睦を目的として2002年1月に設立された団体。会員数60名(2003年5月31日現在)。
主な行事は、年2回の展覧会(コンテスト)や研修会など。民主的な運営を旨とし、海外のスピッツ団体とも積極的に交流を行っている。
入会金なし、年会費3000円と比較的財布に優しい価格政策を採っている為、日本国政府同様、財政破綻リスクを抱える貧乏団体である。
ランちママはNSCメンバーとして会の運営に加わっている。ランちパパはママの秘書業務と運転手をつとめている。
NSCの詳細は下記公式ホームページまで   
         http://23ku.net/~nsc/

ドッグランでわんこものびのび

ちょっと悪そうなリョウマ氏(左)にランちもうっとり

当日偶然通りがかったスピッツ君も
仲間に引き込みました