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つづき打ち水大作戦 in 都筑阪急・モザイクモール港北

2007年8月11日(土)11時〜  13時〜
             環境講座「自然の力で涼しくすごす」 
             講師:武蔵工業大学環境情報学部宿谷研究室 岩松先生  参加人数 50名

2007年8月11日(土)11時半〜 13時半〜
             打ち水大作戦 at 都筑阪急・モザイクモール港北 200名

温度測定 表面温度59→41℃まで下がりました!

2007年8月11日(土)センター北駅前の都筑阪急モザイクモールで、打ち水イベントと
「自然の力で涼しく過ごそう」と題して、環境講座を行いました。
講座も打ち水参加も大盛況でした。

参加250名(内打ち水参加者は200名)  温度測定 表面温度59→41℃まで下がりました!


武蔵工業大学宿谷研究室のいわまつ先生による
講座「自然の力で涼しく過ごそう」

講座は定員20名つづ、11時〜と13時〜の2回行われました!
いずれも満員です。
講座の内容
・まず参加者に計測用紙を配布─計測を行なう場所の温度を「予想」して書き込み、講座終了後打ち水会場で 放射温度計を持っていき計測を行ないました
・武蔵工業大学大学院環境情報学研究科に所属し、建築環境学として建築空間内での光や熱の振る舞いを研究されている岩松俊哉先生を講師として、実験を織り込んでの講座開始となりました。

・計測を行なう場所の温度を「予想」。参加者の予想はバラバラ。
・熱の伝わり方は4つ。伝導・対流・放射(輻射熱)・蒸発(気化熱)。
・コンクリートやアスファルトは熱を蓄えて熱くなる。そこにふれた空気が熱せられるのが輻射熱。
・室内に窓から直射日光が差し込むと、床や壁に当たった赤外線が熱に変わって輻射熱がうまれる
・室内温度を上げないためには日差しを遮ること。カーテンやブラインドより屋外のヨシズやスダレの方が効果的
・霧吹きで水を腕に吹きかけ放射温度計で測ってみると、肌の温度は下がっている=水が気化するときには周りの熱を奪うことがわかった
・打ち水も同じ原理。熱くなったモノの表面を冷やしてそこにふれている空気
も冷やす
涼しくなりました。表面温度 59→41℃まで下がりました! 2回の打ち水に毎回100名以上が参加しました。
この日は本当に暑く、阪急デパートの前のタイルの表面温度は59度! 下からの放射熱が気温を熱くしているのです。
参加された方々には、小さいバケツ(打ち水くんシールつき)が配られました。
このバケツを持って帰り、家でもぜひ打ち水をやって、自然の力で涼しくすごしましょう!



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