2008年3月、1年ぶりのアメリカ出張。AF6FAのコールサインでの初QSOも出来ました。 |
1. AF6FA初QSO |
今回のボストンとサンノセ出張の際にアメリカのコール サインAF6FAで初デビューしました。日本で事前に144Mと430Mのリピータの周波数、シフト周波数、トーン周波数などを調べ、ハンディトランシーバを持って行きました。日本のリピータとはこれらのパラメータが異なっていることがありますので調整の出来るトランシーバが必須です。ちなみに周波数ステップも日本と異なっます(日本は偶数の周波数ステップに対して奇数の周波数ステップ?)。 最初の訪問地ボストンでは何度かトライしたのですが残念ながら聞こえませんでした。 サンノセに移動後の金曜の朝144M帯をワッチしてみると145.230で多くの局が盛んにQSOしています。ホテルに帰ってからリピータのシフト周波数、トーン周波数などを調べてからコールするとKR6DDと目出度く初QSOが出来ました。 パロアルトのクラブのリピータを使って毎日午前中にロー ルコールをやっているそうです。彼曰く会長が日本語ぺらぺらの女性とのこと、残念ながらその時間には出てませんでした。結局KR6DD一局だけとのQSOでした。 ところで彼の地のリピータですが、時々音声でコールサインを言ったり、近くで開催するイベントのPRをしたり、日本のただ黙って電波を転送するだけのやつと違います。うるさいかもしれませんが、自己主張もあり、なかなか気がきいている、とも感じました。 初めてなので新鮮。たまたま当日の夜にディナーとミーティングがあるから来ないか、と誘われたのですが残念ながら先約があったので不参加。そういう集まりを結構頻繁にやっているみ たいです。 その晩144Mを聞いていると当夜のミーティングのことを 話している連中がたくさんいました。土曜(翌日です)の午前中にもスワップミートがあるとのことでしたが、土曜の午前中のフライトで帰国だったので、これも残念ながら行けませんでした。 以下のURLでアメリカのリピータの情報を知ることが出来ます。 http://www.artscipub.com/repeaters/ また今回のパロアルトのクラブPalo Alto Amateur Radio AssociationのURLは、 http://www.paara.org/ |
2. ボストンの地下鉄 |
今回はボストンローガン空港敷地内のヒルトンに滞在しました。ホテルから市内はハイブリッドのトロリーバスと地下鉄で移動します。1回の乗車券は$2、1週間乗り放題のチケットが$15でした。ハイブリッドのバスですが、空港近くはエンジンで走り、途中でトロリーバスになります。ターミナル駅のサウスステーションまで乗り入れて、地下鉄に乗り換えることが出来ます。ボストン地下鉄初体験が出来ました。 |
空港から市内へ走るハイブリッドバスのシルバーライン |
ボストンの地下鉄はシルバーライン(空港からのバス)、オレンジライン、レッドライン、グリーンラインなどがあります。 面白かったのはグリーンライン。パークストリートでレッドラインからグリーンラインに乗り換えたのですが、線路とプラットフォームに段差がありません。乗客は平気で線路の上を歩いています。どうも路面電車がそのまま地下鉄に入ってきているようです。 トロリーバスのシルバーライン、路面電車のグリーンラインとボストンの街には色々な規格の電車が混在して走っているようです。日本の全て規格通り、とは大分違いますが、ボストンの歴代の地下鉄を残すなど合理的ですね。 |
グリーンラインの駅では乗客は線路を歩いています 地下鉄には大型犬も普通に乗せていました |
3. アメリカ最古のレストラン |
一人の時は毎日ホテルのバーでビールなどを飲みながら簡単な食事です。蒸しムール貝も量が多いので十分夕食になります。ある日には駐在員2人と一緒に食事をする機会があり、アメリカ最古のレストランと言われているUnion Oyster Houseに行きました。 |
ヒルトン内部のバー ムール貝を夕食代わりに |
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アメリカ最古のレストラン、Union Oyster house 奇抜なスターバックスの看板 |
今回の出張では時差ぼけに悩まされました。ボストン初日には3時頃に目が覚めた後どうしても寝られません。仕方なく朝方から仕事のようなことをして時間をつぶしました。翌日はなんとか6時過ぎまで寝られたのですが、3日目も3時から寝られなくなりました。歳のせいでしょうか。
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さて長時間のフライトも終わり、昼過ぎに成田に到着。リムジンバスとタクシーを乗り継いで、日曜の夕方自宅に帰りつきました。 チェックインしたバッグを開けると中に右のカードが入っています。こんなカードは入れなかったよね、と良く見ると、なんと、当局がこのバッグを開けてチェックした、という説明。もし当局指定の鍵以外の鍵を使ってロックされていた場合には、その鍵を壊してあける、との説明も。私は鍵はかけずにおきましたが、皆さん注意してください。 話には聞いてましたが実際に自分の荷物が開けられてチェックされたとは。 JA1PTOのトップページ |
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