人気ホームページ“ランち!@ほ〜む”がアクセスカウンターの訪問件数を不正に水増ししていたとの疑惑が持ち上がっている。
発端は先月(9月)29日深夜、同HPの閲覧者(匿名希望)から「アクセスカウンターがおかしい」との通報が近郊の警察署にあったもの。捜査官が駆けつけたところ、前日まで9900番台だったアクセスカウンターの訪問件数がこの日には15000番にまで伸びていた。“ランち!”の通常の訪問件数は、一日50〜80件程度(
延べ件数)であるため異常であることは明らか。調べに対して同HP幹部は、カウンターソフトの何らかの技術的ミスによるものとして、ランち!サイドに悪意はないことを強調した。
またしても姑息な事件が起こった。かねてより、いい加減なHPと、識者の間では見られていた“ランち!@ほ〜む”に、今度はカウンター水増しの疑いがもたれている。ちんけな話ではあるが、同HPが小中学生を含む多くのファンをもつ人気サイトだけに看過することはできない。不正が通れば棒に当たる、という(原典不詳)。ネット愛好者に与えた悪影響は計り知れない。
今回の事件の背景には、乱立するウェイブサイト、激化する訪問件数争いといった病根があることは間違いない。HP製作者はいたずらな虚栄心を捨て、良心的なサイト運営を常に心掛けることが強く望まれる。
“数学犬ランち”(2003年3月UP)での数字を読み取るランち、“タマちゃん報道を見るランち”(2003年5月UP)の中でパソコンを操作するランちなど、ランちの天才犬ぶりが伝えられているが、ランちをよく知る人物は、「ランちはただの鈍犬、あのような行動は信じられない」、と語っている。
“ランちのアダルトページ”(2003年8月UPほか)で見せるランちのマウント行為は、オス犬の姿態そのものであるとの専門家の指摘が後をたたない。
ランちの毛量の乏しさがスピッツ関係者の間で不思議がられている。クチビルなどの輪郭の黒さ、毛色、首立ち、四肢などはスピッツの特徴を明瞭に持っているため、スピッツ短毛種として新種犬の登録すべきではないか、との声も強い。