2003.8.3.
ランち新聞  Vol.8

ランち!@ほ〜む、ファイル容量増設へ

本格ホームページに向けて大きく前進

ファイル容量、ついに10MBを突破

人気ホームページ“ランち!@ほ〜む”の総ファイル容量がこのほど本格HPの目安と言われる10MBを超過した。10MBはプロバイダー(つづきの森)がHP用に無料で提供する上限でもあるため、ランち!製作者との間で契約再交渉がもたれていたが、4MB増設するという内容で契約の改訂が成立した。代わりに、ランち!側は、プロバイダー料金の引き上げに応じる。人気ホームページを引きとどめておきたいプロバイダーと、変更を避けたいランち側との思惑が一致したもの。このファイル容量増設により、一部のページが見られない、カウンターが作動しないなど、最近発生していた問題が今後は解消すると見込まれている。

ファンを第一に考える姿勢を貫く

事実7月以降、一部の熱心なファンから、ランち!の動作の不具合が指摘されていた。
もっとも、ランち!側は、大部分の閲覧者はトップページを開いて、新しいページがアップされていないことを確認するとすぐにサイト出てゆくので、昔つくったページが乱れていてもまず気がつくまい、と見ていた。そのため画像データを再圧縮して容量を節約するという応急措置がとられる一方で、今後の対応として、在庫管理手法の応用して先入れ先出し法により、古いページから削除してゆく方法や、無料HP提供プロバーダーとの提携などが検討されていた。
しかし、最終的には、昔のページを残しつつ、またアドレスの変更等の面倒が起こらない道が選択されたのである。「ファンの気持ちを第一に考慮して判断した」(ランち家関係者)、という今回のファイル容量増設で、“ランち!@ほ〜む”は本格HPに向けて新たなステージに突入したと言えるだろう。

社説:本格HPへの険しい道のり

2001年6月の開始以来“ランち!@ほ〜む”のこれまでの道のりは決して平坦ではなかった。特に今年2月の大幅刷新までの数ヶ月間は、ほとんど更新なしのほったらかし状態であった。、こういうランちパパの気まぐれがこそがこのサイトの決定的な弱点である。
そもそも、わんこ実写漫画とか、ランちニュースなどの題材が今後もコンスタントにでてくるものなのか。このような企画をたてたこと自体に無理があるのではないか。相手はただのわんこである。かわいい、かわいいだけではすまされないのである。
さらに、仮に新ページのアップが現在の更新ペースで続いたとすると、今回の4MB増設では数ヶ月程度しかもたない、と専門家は見ている。だいたい、量が多ければいいというものでもあるまい。大切なのは中身である。量が多ければ多いほど良いのは、せいぜい、学生街の定食屋の盛り付けくらいのものであろう。
前途に問題は山積している。真価が問われるのはこれからである。

祝 ランち!@ほ〜む10MB達成&容量増設

各界著名人の声

大泉純一郎内閣総狸大臣
おめでとう、 ランちおよびランち家のみなさん。感動した! 日本のわんこの地位向上とわんこ省創設の件(ランち新聞の主張/5月11日付Vol.6)、承知した。選挙公約にする。選挙公約は党の公約だ。当たり前だ。

宇多田ひかり氏(ミュージシャン)
おめでとー、ランち。ランちの活躍といたずら、毎回楽しく見ているずら(あは!)。 ヒッキーもがんばるから、ランちもね。100MBまで増やし続けてけろ! 

スティーブン・スピロヘータ氏(映画監督・プロデューサー)
ランち、コングラチュレーション。ニッポンのわんこ素晴らしい。ランちは、私が撮ってきた最も魅力的な女優の中のひとつだ(最上級)。私はランちによって創作意欲をかきたてられた(受動態)。もしそれがあるのであれば、アカデミー動物賞をあげたいものだ(仮定法過去)。

孫止義氏(ソフトサラミバンク社長)
日本のインターネットの発展のためにも、こういう楽しいウェブサイトは貴重な存在だ。今後の一層の活躍を期待しています。それにしても、わが社の株価はまだ安い! 証券会社の投資格付判断は低すぎる。事業の成長性と保有しているヤフー株をちゃんと評価してもらいたい。


数字で見る ランち!@ほ〜む(2003.8.1現在)

・開設 2001年6月
・総ページ数 61ページ
・掲載写真数  408枚
・総ファイル容量  10.53MB


(注) 各界著名人の声は架空のものです。
    ランち!のファイル容量推移のグラフは概算にもとづいて作成されています。