漆原徳光さんの邸宅

テレビアンテナの工事でお伺いした、漆原徳光さんの邸宅を紹介したいと思います。
漆原氏は、1970年代に富士GCなどで活躍されたレーシングドライバー(ドクター・ウルシバラ)
wikipediaより

海を見はるかす外房御宿の丘陵地に平成10年構築の現代数寄屋建築と庭造りの様式の一切です。
 
一木一草一石との諧調的な立地条件を斟酌した数寄屋と庭と借景との融合美は、他に類を見ないほどの見事なものであり、その特色としては、感性において京 都・奈良・兼六園様式とは大きく異なり、暖かさと穏やかさ(つまり快適な居住性の追求)を前面に押し出す様式とすることにより、稀有なる情感を体現してい ます。
 
(現在に至るまで多くの労力(工夫)を費やしたにもかかわらず、その秀麗度は80%程度であって、今後の継続的な課題であるとのことです。)
 
なお、庭石・燈篭・樹木等の造園の構築資材(2,500t超となります)のほとんどは、文京区湯島の居宅(江戸期からの著名な家柄の伊勢里(高木利八氏の本宅跡)から搬出し施工をされていますが、その趣(江戸ッ子の様式美)は相承されたものとなっております。
 
写真は、許可を得て、掲載させて頂いてます。
(室内は掲載出来ませんでしたが、品位ある度重なる改修、改造(耐震、台風を含む)により繊細性と安息の極致を呈しております)

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外観
外観
邸宅からの景観
邸宅からの景観
邸宅からの景観
邸宅からの景観

自宅敷地の新茶席を拝見(2021年10月)

漆原徳光さんの御宿新館を拝見(2019年5月)