2006年2月18日、中国の新年明けにBY1BJからゲスト運用を行いました。

12日の昼に北京到着。その夜神垣会長にシンガポールレストランに連れて行ってもらい珍しい料理を楽しみました。
食べていると店員が駐車場を見ています。そのうちに花火の音が、それも半端でなく、至近距離からの大音響。外に出てみるとなんと、その駐車場から大型の花火をバンバン打ち上げています。素人が打ち上げるのでまともに上空に上がるだけでなく色々な方向に。支払いをすませて帰ろうとすると耳もとで超大音響、どうも打ち上げに失敗して駐車場で爆発したようです。しばらく耳鳴りが残ってました。

中国名物の正月(旧正月)の花火、爆竹は北京市では市街地の中心から何10Kmも離れた場所(第5環状線の外側)以内の花火は禁止されていました。今年は10数年ぶりに市街地でも花火が許可されたとのことで、今年の正月の花火は大変だったとは聞いてましたが、もう正月もあけてしばらくたったます。あっそうなんだ余った花火を打ち上げてるんだ、と思ったのですが、北橋さんより、

・・・昨日は旧正月の15日、元宵節で北京でも爆竹・花火がすごかったです。 余った花火を打ち上げているのではありません。・・・
という訂正メールをいただきました。
とはいえ去年までも警察の目を逃れて花火を打ち上げては逃げ出して、また別の場所で打ち上げる、なんてのが一般的だったようです。去年の旧正月は北京にいたのですが大晦日の日には真夜中に花火の音で起こされました。
 

さて無線の話に戻りますが、9時半からしばらく21Mで運用開始、コンディションも非常に良くJAが強力に入感します。呼んでくれた人からも非常に強力、というレポートをもらいましたが、1時間ほどであっというまにコンディションが落ち込み全く聞こえなくなりました。それからというもの21を聞いたり、14に出たりと色々トライするのですが全然聞こえません。

当日はARRLのCWコンテストでしたので、それではと持参のCWアダプターをとりつけて、いざ参戦、と思ったのですが何故かCWが出ない、以前のリグでは問題なく動作したはず、とVOXの設定とか色々トライしても直らない。などと時間ばかりたつがQSOにつながらず、かなりあせり始めました。

仕方なく、殆ど期待もせずに、RTTYに切り替えてCQを出すこと数回、その後はパイルアップになりました。クラスターに載せていただいたのが効いたようです。現地時間の午後3時頃にRTTYも聞こえなくなりました。せっかく呼んでいただいたのに応答出来なかった方も多かったと思います、申し訳ありませんでした。
 

運用中のJA1PTO

手前はCWアダプターとRTTYアダプター持ち運びようのケースです。今回はCWで失敗しました。

運用中のJA7LRA神垣会長。
北京で見つけた木製の電信柱をつなげたアンテナ塔。30mくらいはあるのではないか、と見当をつけました。

上の木製の電信柱のつないでいるところのアップです。木製のアンテナ塔とはびっくりしました。

看板の写真を見た北橋さんの解説によると、この場所はアンテナ工場らしい、とのこと。ということはこのアンテナはレファレンス用。

新しい事務員と、JA1PTO 同じくJA7LRA
   
   
   
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