2007年4月、久しぶりのアメリカ出張。その間ヨーロッパに2回ほど、北京には数え切れないくらい行きましたがパスポートによるとアメリカは実に7年ぶり。

 
1. 国際線の中での出来事など
 フライトは国内某大手航空会社。今回の出発便は窓側3列の真ん中と言われ、大いに焦り、通路側を リクエスト、また25000マイルのアップグレードもリクエスト、 当便は満席でビジネスクラスも35人くらいがウエイティング状態 とのことで殆ど中央席だとあきらめていました。
当日の朝成田のカウンターで通路席が取れたことを知らされ、ホット。ところがこれが後であだに。
 当便、予想とおりの満席、通路側がとれて良かったと再確認。 ところが、途中ウトウトしている時に無意識に手を顔に持っていこうとしたんですね、そうしたら丁度運悪くスチワーデスが隣の中央席の人にトレイに乗せたアップルジュースを渡そうとしていた時でコップの中身 を丸ごとズボンと靴下で受けてしまいました。
結局ズボンは撥水加工していたのかタオルで拭いたら殆ど乾いたのですが、靴下はびしょびしょ。スチワーデス君殊勝にも乾かして くる、と言って持って行きました。他人の靴下なんて持ちたくないと 思うけどこっちはどうしようもないからね。
クリーニング代をもらい、着陸直前に靴下を返してもらいました。
 これには後日談もありまして、サンフランシスコからの帰国便にこのスチワーデスの上司(女性)が搭乗していて、挨拶に来ました。(笑顔を浮かべながら)お宅の教育はどうなっているんだ、と突っ込んだら、寝ている客の時にはトレイは使わない、というのが原則なんだけど若いもんの中には知らないものもいる、と言ってました。結構あるんです、とも言ってました。皆さんご注意を。
 ところで、最近はやりのノイズキャンセルヘッドホンについて。最近買って北京に行く時にも重宝しましたが、これが結構効きます。映画や音楽の音声ボリウムを大分下げても十分聞こえます。ノイズキャンセル機能をオフすると完全にノイズに消されてしまうような状況でもスイッチを入れると音声が浮かび上がります。ノイズが完全に消える分けではありませんが十分効果はあります。
 次は乗り換えのシカゴ空港、入国審査では両手の人差し指の指紋を指紋スキャナーで撮り、 CCDカメラで顔写真を撮られました。
 ボストンへ行く国内線の乗り換えですが、セキュリティ検査での時になんと全員が靴を脱がされ裸足で歩かされます。成田ではスリッパを用意してありますが、ここは靴下のまま。全員が裸足で行進するのはなんとも奇妙な風景です。
 
2. ボストンにて
 4月15日から19日まで滞在しましたが、滞在中は殆ど毎日雨が降り、気温も〇度近くから8度くらい、とまるで冬。
到着翌日の16日は祭日でボストンマラソンの当日、レンタカーを借り、ついでにナビも借りたのですが、彼女(ナビの音声は女性)の指示通りに行くと、そこいら中でマラソンのための交通止め、その度に彼女の再計算が始まるのですが、しばらくは間違いだらけの指示。それをボストンの狭い路地の中を何回もやられました。
 ボストン市内のホテルが全て満室で車で30分くらいのところのDedhamというところに泊まりました。本来は高速道路を使うところで、ボストン到着の日は確かに高速道路(93号線)を通ったのですが、その後は朝も夕方もいつも下の道をくるくる走らされます。それはそれで目新しいので嬉しいのですが、最短の道を走っているのかどうか疑問でした。最終日、ホテルをチェックアウトして少し早く出たところ、今度は高速道路を走らせてくれます、ということで彼女は時間によって走る道を決めているようでした。それでもボストンが近くなるとかなりの渋滞。
ボストンでは会議、展示会に参加しました。最終日には短時間でしたがボストン美術館にも寄ることが出来ました。
 ボストンではサムアダムス(Samuel Adams)という地ビールが美味しいので、ホテルの近くの酒屋でサムアダムスを3種類購入(3種類もあること自体おかしいが)、なんとフルーツ味のビールを買ってしまいました。それでも最初は違和感が大きかったのですが、その内慣れました。なんとバドワイザーにもフルーツ味がありました。東海岸ではフルーツ味ビールが流行っているのでしょうか。
 
いつもお邪魔する渋谷のボイルストン、その名前の由来のBoylston Streetを見つけました 市内はボストンマラソンでそこいら中で交通止め、その度にナビのお世話に

このかわわいいナビに文句をいいながら従いました

ボストン美術館、教科書に載っている絵が多数展示 自分で折りたたみの椅子を持って学芸員(ボランティア?)の説明を 子供たちが絵の描き方を教えてもらっていました
日本のコーナー、浮世絵や刀剣、陶磁器などが展示されていました 海軍施設の侵入を防ぐ装置、車が通る時には下がりますが普段はこの通り 有名なPier 4レストランで巨大なシーフードカクテルプレート、2人で頂きました
 
3. サンフランシスコ
 金曜の夕方6時のボストン→サンフランシスコ便、機体の都合で1時間遅れ、おかげでボストン名物のニューイングランドクラムチャウダーと、これもボストンのサムアダムスというビールを楽しめました。ところがこっちも正真正銘の満席、アップグレードも出来ないよ、と事前のアナウンス。6時間も真ん中の席で小さくなっていました。となりに少し太めの女性が座っていてつらかった。
 出発が1時間遅れたために到着は10時過ぎ、なんとサンフランシスコは大雨でした。レンタカーを借りて101号線を南下、ホテルへ直行、と思ったのですがホテルの住所を勘違いして、しばらくウロウロ、結局チェックイン出来たのは12時を回っていました。
 さて、サンノセに来てやりたいことがありました。HRO(Ham Radio Outlet)へ行く事です。土曜の午前中まずは近くのSunnyvale店に行きました。そこでマニュアルのアンテナチューナーを購入。コールサインを聞かれ、JA1PTOである、とこたえると、横浜のNickか・・・、レジがQRZ.COMと連動しているのでしょうか。ついでにベランダアンテナを問い合わせるとここにはない、Oakland店には在庫がある、ということで一路Oaklandまで。
 Oakland店はきれいなヨットハーバーの近くだが、なぜかアンテナが無い。無事にベランダアンテナを購入。ところで両店ともに年配のおじさん2人が店員でした。オークランドまで来たついで、ということでサンフランシスコまでベイブリッジを通って行きました。ところでベイブリッジの近くでタンクローリーの火災で道路が溶けて落ちたんですよね。
 今回はFT817を持参したのですが泊まったのがモーテルの1階と2階、ということで一度も触らない状態でした。次回はモービルででも運用してみたいと思います。
 
HRO Sunnyvale店のアンテナシステム 正面玄関 年配の店員が対応
店内 店内 Oakland店、マリンショップと隣り合わせ
ピア4でカラマリを肴に軽く一杯 小雨の中のショッピング ジョージア工科大銃撃事件を追悼する半旗
     
HROで購入したベランダアンテナとマニュアルチューナの使用記
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