5月の風音



長男の初節句の時に 両家の親とお仲人からお祝いにのぼり旗を頂いた。
関東では鯉のぼりが主流だけど、 父の郷里郡山では長男が産まれると
両家の家紋を入れたのぼり旗を立てる風習がある。
これは長男だけに贈られるもので、
旗の数が多いほど、その家が代々続いてることを意味する。



毎年節句の時期が近づくと、旗を立てるための足場を組まなければならない。
年に一回の恒例行事。 今年は14回目になる。
小さかった長男も、すでに私の背を追い越すほどになった。
主人と父の仕事だった足場組みも 来年は主人と長男へ代変わりかな・・・



竹さおに翻る2本の旗が5月の風になびいて 独特な音を作り出す
竹の軋む音や、旗の翻る音
慣れるまで耳障りだったこの音は、今では5月にはかかせない音色になった。