〜2004年1月号〜

  <1日(木)> 〜2003年を振り返って〜

 明けましておめでとうございます!今年も須藤をヨロシクお願いいたします!

 年明け早々ですが、年末に時間がなかったので、ここで2003年を振り返ってみようかと。年令を重ねる毎に、1年の過ぎるのが早くて早くて(笑)。とはいえ、内容タップリな1年だったなぁ・・・。

 まず一番大きかったのは、自分にとっての2枚目のリーダーアルバム「FAVOR OF MY FRIENDS 2003」をリリースできたことでしょう。前作から6年という時間が経ってしまいましたが、その間ライブで温めて来た曲達だけに、愛着のある曲ばかりが収録できたこと、それが本当に嬉しいです。限られた時間の中、強硬スケジュールにもかかわらずレコーディングに付き合ってくれた米川・高橋・小森の各氏、レコーディングに関わってくれたすべてのスタッフの皆さん、本当に感謝しています。まだ聴いていないというそこのアナタ、かなり良いアルバムだから是非聴いて欲しいぞ!

 「ツアー三昧」の一年だったとも言えるでしょう。帰還限定でお送りしたTHE SQUAREのツアー(5〜6月)はもちろん、精進ツアー(2〜3月)・KORENOS(3〜4月)・ウルトラセッション(6〜7月)そしてFOMFツアー(9〜11月)と、十何ケ所というツアーが年に4回あったのも快挙ではないかと。他にも秀景満や楠瀬さんやゴスペラーズなどの短期遠征もあったし、東京以外での演奏がたくさんできました。THE SQUAREでのソウルとバンコク、国府弘子さんとのラオスと、海外での演奏も思い出深いなぁ。
 ウルトラセッションとFOMFは自分の仕切りでもあり、期間もそんなに離れていなかったので、両ツアーの準備が重なっていた時期は、かなり「脳ミソがウニ」状態になってました。それでも、全国各地で演奏ができる喜びと、それを楽しみにして下さっている皆さんがいらっしゃること、そのことが自分を突き動かす原動力に他ならない、ということを実感できた1年でもありました。

 一昨年末から今朝(笑)までの期間限定で復帰したTHE SQUARE、間違いなく楽しかった!今の自分の原点は確かにそこにあると感じることができたし、離れて3年間で培った様々な部分は反映できたと思うし、何より今回のメンバーでの演奏を僕ら自身が喜ぶことができた、そのことが一番かな。
 そしてCASIOPEAとのジョイントコンサート!自分がアマチュアの頃に大好きだった2つのフュージョンバンド、その片方のメンバーになれたことだけでも幸せなことなのに、もう片方の皆さんと同じ舞台で同じ曲を演奏できて、打ち上げで一緒に話ができる(笑)、山形にいた頃には考えられなかった夢のような出来事でした。もうすでに、一生の思い出として胸に刻み込まれてしまっています。
 なにしろ、「スクェア」というプロジェクトの大きさは「やっぱ驚異だわ(笑)」と感じさせられた「帰還限定」でありました。

 というワケで、今年の須藤も昨年同様突っ走ります!すでに1月と2〜3月に地方遠征が決まってますし、4月からはゴスペラーズのツアーにも参加します。また全国各地の皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています!そうそう、このコラムももう少しマメに書くようにしますね、なるべく(笑)。