土づくり
おいしい野菜の秘密は「待ち肥」
 3月になると夏野菜の栽培準備として、キュウリ、ナス、ピーマン、トマトの畝に当たる場所に深さ70センチ、幅30センチの溝を掘ります。
 溝には牛糞堆肥、化成肥料を多層に埋めておきます。これを「待ち肥(まちひ)」といいます。
 キュウリなどの果菜類は根が深く広く張ります。
暑い夏を迎えて野菜が息切れしそうなときに根が
この「待ち肥」まで伸びると夏バテせずにがんばってくれるのです。
 他の体験ファームではほとんどやっていない
「おいしい野菜」をつくる「秘密」であります。
トレンチャーで待ち肥施用

溝堀機を使用しての待ち肥施用

全面に有機肥料施用
 「待ち肥」施用のあと、畑全面に牛糞堆肥、化成肥料を
撒いて、トラクターで耕耘(こううん)します。
 このトラクターは世界最小の乗用型トラクター。
女性でも操作できます。当農園では利用者みなさんに交代で耕耘作業をします。
 慣れると楽しいですよ。

耕耘作業

土づくりは畑の健康診断から
 野菜を栽培しようとするとき、畑の土の栄養状態を知るのはとても大切です。
当農園では、2月と8月の2回、畑の土の健康診断(土壌診断といいます)を行い、次に栽培する野菜にあった肥料の種類・量を考えています。
 土壌診断は県の農業改良普及センターにお願いしています。

中山農園で見えた虹

中山農園で見えたレインボー

トラクターによる耕耘作業

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