平成31年3月9日(土) 待ち肥施用
山下農園は、新年度に向けて農作業が始まりました。
第1回目は、待ち肥施用です。「待ち肥」施用作業は「元肥」「追肥」とともに、山下農園の肥料施用作業の大切な作業です。
キュウリ、トマト、ナスを栽培する畝に沿って、トレンチャーという溝掘り機で幅50p、深さ90pの溝を掘ります。
その中に、まず溝の底に昨年度の野菜の残渣を入れます。その上に牛ふん堆肥、化成肥料を入れて、掘りあげた土を半分ほど埋め戻します。さらにその上に牛ふん堆肥、化成肥料を入れて残った土を埋め戻します。
牛ふん堆肥、化成肥料、土が溝の中でミルフィーユ状になっています。
4月中旬に溝の上にキュウリなどの苗を植えます。植え付け直後は次回作業で施用する「元肥」が効いて生長しますが、6月から7月にかけて根が地中深く伸びてきた頃に、この待ち肥が効いてくるのです。苗を植えつけした後に、地中深くに追肥をすることはできないので、植付け前にあらかじめ地中深くに肥料を施用しておくのです。
今日は、6本、約210mの溝を掘りました。
次週は、畑全面施肥、耕うん作業です。
<<< 本日の作業 >>>
・待ち肥施用
・境界杭撤去
*** 山下農園新年度の予定(変更になる場合があります) ***
3月16日(土) 全面施肥・耕耘
4月 6日(土) 新年度開始日
溝掘り機:トレンチャー 溝の中に牛ふん堆肥を投入