先週までの農作業

 平成27年 3月 7日(土) 夏野菜のための待ち肥施用(中山農園)

 朝の作業開始時点では雨が降っていました。が、止むことを願って夏野菜のための待ち肥を施用しました。幸いにも午前中は小雨、午後は曇りの天気で予定通りの作業ができました。
先週の山下農園と同様、果菜類(キュウリ、トマト、ナス)を植え付ける「畝」に沿って、溝を掘ります。その溝の中に牛ふん堆肥や化成肥料を投入し、土を埋め戻しておく作業です。 溝の中は以下のようになっています。

  −−− 上 −−−
       土 
      化成肥料
      牛ふん堆肥
       土
      化成肥料
      牛ふん堆肥
      作物残渣
  −−− 底 −−−

 牛ふん堆肥や化成肥料が2重にサンドイッチ状になっています。
これは夏野菜が夏バテしないような工夫です。盛夏でバテそうになった時期に根が待ち肥のあるところに伸びてきて栄養分を吸収して収穫量が落ちずに元気に生育するという作戦なのです。

 溝掘りには「トレンチャー」という機械を使います。幅50センチ、最深100センチまでの溝を掘ることができます。毎分1mで掘り進みます。利用者の皆さんは手分けをして、溝の中に投入する「牛ふん堆肥」や「化成肥料」を用意する担当。溝の中で「牛ふん堆肥」や「化成肥料」をまいて平らにならす担当。土を埋め戻す担当・・・。と、それぞれの作業を無駄なく手際よくこなしていきます。

 今日は21mの溝を9本、15mの溝を6本、計270mの溝をほりました。

 <<< 本日の作業 >>>
待ち肥施用
その他:牛ふん堆肥搬入(中山3トン)


*** 次回の作業は・・・・ ***
・中山農園:3月14日(土)9時から:全面施肥・耕耘作業
・山下農園:3月21日(土)9時から:全面施肥・耕耘作業


  
   
化成肥料はきちんと計量します(中山)                 掘った溝に堆肥や化成肥料をまきます(中山) 

           
     トレンチャ―での溝掘りの様子(中山)                 溝の中には堆肥や化成肥料を入れます(中山)
  


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