平成24年 3月 3日(土) 果菜類栽培予定畝に待ち肥料施用(中山)
いよいよ平成24年度の作業開始です。正式には4月からスタートですが、夏野菜栽培のための土づくりは3月に行います。今日はキュウリ、トマト、ナスの栽培予定の畝に沿って溝を掘り、その中に牛糞堆肥や化成肥料をミルフィーユ状に施用。溝の中は下図のような層になっています。これは待ち肥と言って、作物が生長して根っこが地中深く伸びて来た時に、土中に肥料分があればそこから根っこが栄養を吸収できるわけです。畑の表面に追肥もしますが、地中深くに追肥することは不可能なので、栽培前にあらかじめ地中に肥料を施用しておくわけです。こうすると果菜類が夏バテせず収穫量も落ちることがないのです。
トレンチャーという機械で溝を掘ります。幅50cm、深さ90cmの溝を掘ります。中山農園は溝数15本、延長距離279mです。一年の作業のなかで今日が体力的に一番キツい作業です。農作業というよりは土木工事といったほうがふさわしいくらいなのです。
次週は山下農園で同じ作業を行います。
↓↓ 土の中の構造 ↓↓
土 |
化成肥料 |
牛糞堆肥 |
土 |
化成肥料 |
牛糞堆肥 |
作物残さ |
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・果菜類栽培予定畝に待ち肥施用
トレンチャー(溝掘り機) 掘り上げた土は両側に盛り上がります
化成肥料もきちんと計量
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