<EARTH DANCE>は、ダンスと音楽を通じて全世界が繋がることをヴィジョンに、1997年にアメリカのクリス・デッカーによって始められました。
1997年に18カ国22か所で始まり、2007年には60カ国300か所以上が参加、世界同時開催のダンスイベントとして最大規模となります。
今年は今のところ45カ国の参加が確認されています。
<EARTHDANCE>では、世界同時刻に「平和の祈り」の時間をもちます。
同時刻に祈り、踊ることによって、地球、そして世界中の人々と繋がり、「命はみな繋がっている=ワンネス」を思い出し、人間の意識が、競争や他者との比較の中でストレスを抱えている環境から「愛と調和」の分かち合いの世界へと変化することを願っています。
日本では、河口湖美術館・芝生広場にて<前夜祭>と<EARTHDANCE>当日の2日間に分けて開催します。
河口湖を選んだ理由は、今年4月にセドナでの世界的平和と調和のセレモニー
http://www.earthworksforhumanity.org/index.shtml に参加したとき、長老達が口をそろえて日本はドラゴン(龍)の役割があると…それは天と地をつなげることであり、これからの世界を平和に導くリーダー的役割になっていくだろうという言葉が私の魂にずっと響いていたからです。場所探しで一カ月以上たちどこもピンと来るところがなく半ばあきらめかけていた私でしたが、日本の中心に立つ富士山の麓にある河口湖の芝生の上に立った時、鳥肌が立ちここだと直感しました。
富士山の山のエネルギーと河口湖の水のエネルギーが交差するすばらしい会場が準備できました。
ピース・プレイヤーとして、前夜祭は、先住民族アボロジニの民族楽器ディジュリドゥとジャンベ奏者<Moto&Kou>により、大地を響かせる音から始まり日本の代表的インディアンフルート奏者、<真砂秀朗>による演奏、大地のうたうたい<雅紀与>(まきよ)による力強い声でのギター弾き語り、レゲエミュージシャン<AILIE>(アイリー)、シンガーソングライター<エンジェルくみ>等によるライヴ演奏、そしてクリスタルボール(水晶玉)を自由に操る<おこたんぺ>のマジカルなパフォーマンス“コンタクトジャグリング”(ボールを身体から離さず行うお手玉の一種)、ホタル再生環境アドバイザー<駒野いづみ>により、ホタルの大切さをテーマとして水の神様「木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)」の語り部が出演し、翌朝の<EARTHDANCE>に向けて、気持ちを繋げて行きます。
<EARTHDANCE>当日には、午前8時より「平和の祈り」、ネイティブアメリカン・ウイチョル族カウアの<Cheeseekee>(チーシーキー)が来日し、古代の叡智を携えて大地に感謝を捧げるセレモニーを行うほか、最古の演奏法といわれてる素手打ち奏法を使う打楽師<KARAS>とアフリカ・ケニア・ルオー族の伝統弦楽器、ニャティティの習得・演奏を許された世界初の女性、<アニャンゴ>が、ダンサー達とともに、アースダンスの場を創りあげていきます。
最後はフリーセッションで、出演者、参加者共に演奏(楽器を持っている人はご参加ください)、輪になりダンスを踊ります。
「平和の祈り」は2009年9月27日午前8時(日本時間)に行われます。
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「平和の祈り」(日本語訳を記載)
私たちは皆、世界の家族です。
すべての肌の色、すべての人種を越えて世界がひとつになろう。
私たちは、平和のために踊りそして、私たちの惑星“地球”を癒すために踊ります。
すべての人類の平和のために
私たちのコミュニティーの平和のために
そして私たちひとりひとりの内なる平和のために
世界中のアースダンスの会場が同時刻に一緒になって踊ることによって、
ハートとハートをつなげます。
私たちすべての多様性を認めた上で、私たちはひとつであることをお互い認識します。
そして私たちの思いやりを通して、私たちは平和を認識します。
私たちの愛は、世界を変容させる力があります。
私たちにそれを送り出させて下さい。さぁ、今!! |
ネイティブインディアンの言葉の中に、
「No Judgement, only acceptance.」
(善悪の判断をせずに、すべての出来事を受け入れよ)
という教えがあります。
また、日本では神武天皇が宗教戦争の時代に、
「和らぎをもって尊しとす」
と唱え、戦争に参加しなかったという素晴らしい精神が日本にはあります。
今一度、「和」を大切にする日本人の心を思い出し、これからの未来の子供達のためにも、世界が愛と調和のハーモニーへの意識の大切さを気づき、次元上昇してくれることを切に願っています。 |
スマイリーアース実行委員会
代表 平岡 珠恵 |