◆ 解 答 ◆
Aがロハス
◆ 解 説 ◆
 「変化の激しい時代は、常に新しい企画と発想力が要求される」 といわれます。確かにそうなのですが、その変化の仕方は『古さ』 と『新しさ』を巡廻しているのです。従って企画や発想には、古いも新しいもないのです。

 例えば、牛乳配達というビジネスは、非常に古いビジネスでコンビニによって消滅するといわれました。しかし、現在、牛乳配達が見直されています。これは、『新鮮な牛乳が確実に配達される』点と『リターナブルビン』なので、エコにいいという点が、現代の健康志向にマッチしているのです。また、ついこの前まで、グローバルスタンダードという言葉がもてはやされ、日本独自の伝統を否定する動きが盛んでした。しかし、今は日本の伝統を見直す動きが盛んです。更には、100円ショップが新しい時代は終わり、今は、多少高くてもいいものを長く使い続けることがいいと言われます。

 このことからも時代は単純に変化しているのではなく、変化しながら巡っているのです。せつな的に新しさを追うより、社会が何を求めているかをしっかりと見ていきましょう。
◆ 参 考 ◆

使える弁証法
田坂 広志

物事の本質を洞察し、未来を予見するのに、膨大な情報や知識は必要ない。ただ1つの法則を知るだけで、ビジネスにおける「洞察力」「予見力」「対話力」が身につく。

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