林檎のカレーと聞いたら、ある世代以上の人には、バーモントカレーを思い浮かべるでしょう。懐かしいCMです。
「林檎と蜂蜜とろ〜りとけてる!」
発売当時から辛くないカレーということで、子供に大人気となりました。
しかし、日本で最初のカレーも林檎が使われていたのです。これは明治5年、仮名垣魯文の「西洋料理通」で紹介されています。
冷残の子牛の肉或いは鳥の冷残肉いずれも両種の中有合物にてよろし。葱四本刻み、林檎四個皮を剥ぎ取り、刻みて。
(西洋料理通より)
昔のカレーは今よりもず〜とマイルドだったんでしょうね。