さえきさんのホームページ - Linux 導入での奮闘メモのページ -
その2 - いよいよ OBS266に Vine2.6をインストール -
OpenBlockS users room のメーリングリストで話題にされている 作成:2004-1-31 最終更新日:2004-2-2
Hira氏のホームページの OpenBlockSSのVine化 や
YAM氏のホームページの 改善の記事
NAKAMURA氏の インストールのコツ を参考にして、
OpenBlockS266 に Vine Linux/pcc 2.6 を インストールした際のメモです:
a. Vine Linux の最新版、VineLinux2.6r3の入手 vinelinux.orgの ftp サイト からダウンロード
このソフト入手は Windowsマシンで行い Vine化されたMebiusのSamba共有ファイルに置いた
このほか YAM氏のホームページに置かれている chroot や パッチも拾わせていただきました
chrootを上記のHPからDLすると勝手に.txt扱いしてうまく拾えないこともあるようなので
このHPにミラーを chroot.image という イメージで拾える形で置いておきました
DLのあと .imageの部分を削るリネームをして また 実行可能にchmodしてお使い下さい
b. その1で紹介したようにvinelinuxをインストールしてある
シャープ、Mebius NotePC にて 以下の作業をした
#cd /ext/OBS266 <−ここに上記の3つを置いた
mkdir ppc
mount -t iso9660 Vine....iso ppc -o loop
cp ppc/ramdisk.image.gz ./
umount ppc
gzip -d ramdisk.image.gz
mkdir rd
mount -t ext2 ramdisk.image rd -o loop
tar cf rd.tar rd
umount rd
rm -f ramdisk.image
tar xf rd.tar
cd rd
patch -p1 < ../ppc-....txt
cd ..
rm -f rd.tar
rmdir ppc
tar czvf rdimg.tgz rd
、パッチのあたったOpenBlockSS用ブートイメージができる。
http://yam.jp/vineobss.htmlにある”完成品のrdimg.tgz”を使用するのも楽でいいです
b. mebius(Linux)を192.168.253.18に OBS266を192.168.253.254に設定
ibmPC(Windows)を192.168.253.10にして監視に使用した
c. "/"パーティションとスワップパーティションを作ります
以下 mebius母艦から fdisk /dev/hda で pで様子をみた:
/dev/hda1 10G
/dev/hda2 boot 530M
/dev/hda3 19G
/dev/hda4 8.5G
と 以前セットしたとおり dev/hda4は /extで samba共有でmount済みだった
また dev/hda3の19Gは 将来用で 今は空き − 1と2が上記のサイズ以上あればOK
qで抜け #mount -t ext2 /dev/hda1 /mnt/ide0 とマウントし直した
ここらは 大変大事なところでして fdisk /dev/hda のあとの
新規にやるときの "/"パーティションとスワップパーティションのやり方を 記しておきます:
/dev/hda1と2とのパーティションセットのあと
mke2fs /dev/hda1
mkswap /dev/hda2
swapon -a
mount -t ext2 /dev/hda1 /mnt/ide0
chmod 777 /mnt/ide0
d: そして ftpでOBSへファイルを次のように転送 − 以下 MebiusLinux母艦上で:
ftp 192.168.253.254 とキーイン OBS266からssd-linux FTPserver ready などと応答がある
ここで user1と入力 すると パスワード入力を要求してくる user1で いいです
プロンプトが ftp>というのに変わっています
別に ibmPCの方でOBS266にテレネットログインしておいて確認しながら というのも出来ます
cd /mnt/ide0 下で つぎのマウント作業がすすめます:
cd /mnt/ide0
put rdimg.tgz
put chroot
put Vine26r1-ppc.iso ・・・ちょっと時間がかかる
bye
これでftp転送おわり つぎに
cd /mnt/ide0
tar xzvf rdimg.tgz
rm rdimg.tgz
rd ディレクトリの下に多くの展開が収まっています そのなかの
root/bin/boot_live.pl の43行目と47行目の system 文の
"2>/dev/$ENV{'OBSTTY'}" を削除します:
- system( "ln -s /live/sbin/* . 2>/dev/$ENV{'OBSTTY'}" );
+ system( "ln -s /live/sbin/* ." );
- system( "ln -s /live/sbin/* . 2>/dev/$ENV{'OBSTTY'}" );
+ system( "ln -s /live/sbin/* ." );
e. インストールCDイメージをマウント
mknod /dev/loop0 b 7 0
mount -t iso9660 Vine26r1-ppc.iso rd/mnt/cdrom -o loop
さて インストール開始 。。。
mebiusLinux母艦上で xhost 192.168.253.254 とキーイン
..192.168.253.254 being added to access control list と出力がある
chmod +x chroot
./chroot rd /etc/rc.sysinit
welcome .... pls wait などと言って来たあと
Mebius母艦上で X-ウィンドウが開きます
パーティション選択、パッケージの選択の問いかけがあります
このあと 延々と 数百のインストールが Mebius母艦のスクリーンに表示させながら
20〜35分続きます
f. インストール後起動準備
mv rd/mnt/install/* ./
cp -pr /lib/modules/* ./lib/modules
cp -p /etc/modules.conf ./etc
cp -p /usr/sbin/pshd ./usr/sbin
cp -p /usr/sbin/runled ./usr/sbin
cp -p /usr/sbin/flashcfg ./usr/sbin
そして flashcfg c harddisk
このまま 再起動しますと 。。。
HDDで立ち上がり 192.168.253.254 という eth0ポートで
root、root という IDとパスワードで ログイン出来ました さて:
g. いろいろ 設定を しておきませんと
/etc/sysconfig/network や /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に
ホストネームやIPアドレスを MebiusLinux母艦にあるのを参考にしながら また
ユーザアカウント追加、パスワード設定なども 設定します
外に接続出来るようになったら 早速に
apt-get update
apt-get upgrade
とやって パッケージの更新を済ませます これが出来るのは さすが Vine化した有難さですね
WIBMINは パッケージinstの進行中には居た筈なのが どういうわけか インストールされなかったらしく …
この件 結局 最後の書いてあるように 新たにインストールしました 2004-2-2 追記
… 設定が 楽ではないまま Samba その前に Proftpd だったかな? を設定
これらは うまく 動作し IBMウィンドウズPCの共有ファイルフォルダにも ちゃんと現れてきている
ところがVinelinux2.6が動いているのだが カーネルは Mebiusの方のLinuxとは違う感じだ
OBSSにインストールした際の ベースになっていた
SSD の名前が付いたカーネルの下
Vineの各パッケージが動作ということのようです
いま 外部にポートをあけてある 昔のOBSS 200で NFSのクライエントをマウントして
このOBS266のでっかいHD容量を利用すべく NFSサーバに設定しようとしたら
このカーネルの問題で 断られちゃって いささか がっかりです 。。。。
では また 何か進展があったら 追記しますので よろしく
追記:
WIBMINは 結局のところ 新たにインストールしました:
(毎度 困ると助けを借りるML
[obu:02792] Re: OBS266にVine2.6をインストール で疑問点があります
にて報告の通りです)
まず /etc/apt/sources.list の中を編集し ## Vine Linux 2.6 FTPの サイトのコメントアウトを削除
そして apt-get -f install webmin で
なにも言われずに インストール出来ちゃいました
早速 /etc/webmin/miniserv.conf の allow= にPCのアドレスを追加して
service webmin stop そして service webmin start ...
LAN上の PCのブラウザで https://192.168.1.21:10000 とやったら
WEBMINの画面が出て来ました(root,********でログイン):
Feb 2 15:38:44 obs266 webmin[8918]: Successful login as root from 192.168.1.10
Feb 2 15:52:50 obs266 in.proftpd[8933]: connect from 192.168.1.10
Feb 2 15:52:50 obs266 proftpd[8933]: obs266
(ibm.saekisan.com[192.168.1.10]) - USER saekisan: Login successful.
という webmin画面からの システム ログファイルの出力を 記念に 記しておきます
さすがに いいですね
IBMのPC ThinkPadのXPでのブラウザで対話しながらいろいろ設定やらログが読めます