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私の体験談から・・・
        

子供は確実に成長し、
 
私は素敵な思い出と友人が出来ました!
 
子供の順応性・適応能力は凄いです。 
 
うちの子供には無理!という親御さんは多いです。
 
しかし無理という事はないのです。 
 
子供は皆、沢山の可能性を持っています。
 
背中を押してあげる勇気を親御さんが持てるかでない

でしょうか? 
  
 
<大人>
          
 
大人になってからの体験は色々な発見の連続です。
 
改めて自分や家庭、そして日本を見直すチャンスです。 
 
色々な価値感で物事を見れるようになりました。 
 
 
 
<子供>
 
 
とにかく自信が付きました。 
 
この変化はハッキリとした形で出ました。 
 
今まではあまり自分に自信のない子でした。
 
この体験が彼を変えたといっても過言ではないと思います。
 
「最初の一歩」が踏み出せなかった子が、
 
始めての事にも踏み出す勇気が持てるようになったのです。
 
自分は異国でも、様々な体験が出来たという自信が背中を押してくれています。 
 
 
そして英語の様にハッキリと結果の出るもの以外に子供は、
 
目で見た事や、身体で感じた事を覚えていて、
 
将来、前進する時の心の支えになるでしょ〜!
 
 
 
 
<余談>
 
 
キャンプに行っている間に、子供に仲の良い友達が出来ました。
 
その際、私が子供に”その子はなに人?”と聞いた所、”分からない”

という答えでした。
 
顔は覚えているのに、目や髪の毛、肌の色を覚えていないのです。
 
翌日、キャンプに行き、友達をしっかり観察してきたらしく、驚いたように
 
”その子の髪の毛は金色で、目は茶色で、顔にはソバカスがあった!”

と言ってました。
 
この話を聞いて、大人と子供はここが違うんだなぁ〜と思いました。
 
子供は見た目の違いに線を引かないのです。なのでクラスの殆どが白人でも、
 
その中にサッと入っていけるんですね。
 
大人は違う人種ばかりの中に一人で入って行く時、つい構えてしまいます。
 
しかし子供は、この子は白人、この子は黒人等という固定観念があまりないようで 




英語だけでない教育! 目に見えない収穫!
 
今まで、他人の家に2週間〜1ヶ月単位でお世話になり・・・ 
 
3軒3カ国の家庭の中に入りました。
 
息子は、同じ英語圏の国でも家庭によって、
 
色々な違いがあるという事を肌で感じたようです。 
 
ここの親は、こんな時に子供を怒り、この家庭での父や母の

役割や立場はどう?どういう決まりで生活をしているのか等

家庭により様々です。
 
勿論日本の家庭でも各家庭で様々です。
 
日本に居ても他の家庭の日常の様子はなかなか覗けません。 
 
そして、そういった事は言葉で教えれません。
 
日常生活で感じとれたら一番です。
 
私自身も子供の教育面、生活面や食事、夫婦の関係等々・・・
 
勉強になりました。 
 
色々な人の価値観を見る事は良い事と実感しました。 
サンフランシスコで現地の人達に混じった生活を!
 
時間を無駄な苦過ごしたい!
 
と渡米前からPC等でリサーチです。 
 
しかし、結局現地に居ないと、良い情報も収集出来ず、
 
こちらからメールしてもなかなか返事も来ず・・・(泣)
 
結局、YAEKOさんに色々紹介して頂きました。 
 
手配会社には必要最低限の事しか頼れませんでした。  
 
まずは幼稚園でのボランティア! 
 
3歳から6歳までの子供と触れ合います。 
 
言葉はネイティブの人達の英語です。
 
幼稚園の父兄もボランティアに来ているので、交流が持てます。
 
こちらの行きたい時に行き、帰りたい時に帰るという気楽(?)

な条件でした。 
 
此処のボランティアはYAEKOさんの娘さんが通っていた関係で
 
ボランティアをさせてくれるという、
 
彼女の信用だけが頼りです。
 
その為、一度に沢山の人を入れることは不可能です。
 
この体験は面白いと思いますよ。 
 
他にはホストマザーの持っているクラスのお手伝い
 
や無料のESLクラスに行ったり、ヨガ教室に行った
 
りと充実していました。^^。 
 

生活について
 
夏は日本とは違い、カラッとしていて過ごしやすいです。 
 
夏バテって何?^^? 
 
冬も暖かで雪が降る事はないようです。
 
食事は家庭によりますが、主食はパン、麺、米ですね。
 
サンフランシスコは、とにかく土地と家が高いですが
 
食料品は日本より安いと思います。  特にフルーツは豊富!
 
オーガニックの大手スーパーもあり、オーガニック商品が安い! 感動! 
 
http://www.traderjoes.com

CANADA バンクーバーへ!
 
私達親子のホームステイはカナダから始まりました。
  
バンクーバーに到着後、直ぐにホストファミリーの所には行かず、
 
ホテルで時差ボケや疲れを取りました。
 
そして、いざ!ホームステイ先へ!緊張です。
 
「どんな人達なんだろ〜」という期待半分、不安半分でした。 
 
結果は父はカナダ育ちの香港系、母はローマ出身のイタリア人、
 
12歳の息子さんの3人家族です。 
 
翌日からは留学生用のサマーキャンプのスタートです。 
 
またまた親子で緊張!!
  
このキャンプは朝9:00〜16:00迄、午前中はESLの授業、
 
午後は外遊び中心のアクティビティです。
 
8歳の息子の英語力は? う〜ん・・・^^;という感じです。
 
しかし、私の心配を余所に本人は初日から楽しかったようで

皆勤賞を貰うんだー!と、張り切りモードでした。
 
(結果4週間皆勤でしたがカナダには皆勤賞というものは
存在しなかったようです・・・) 
 
ホームステイ先の息子さんはとっても優しい良い子でした。
 
子供同士、ステイ開始翌日から仲良しになりました。
 
言葉の不自由はありましたが、なんとな〜く意思の疎通が

出来ていたようです。
 (12歳の息子さんの忍耐のお陰だったと思いますが・・・)
 
正直、こちらのお宅は綺麗ではなく、私には不快的でした。
 
ステイ開始から5泊後に、息子は「後23泊しかない」と、

涙ぐみました。私は「まだ23泊もあるじゃない!」と思って

いたのでビックリでした。
 
ふとっ何故、息子はそんな事を言うのだろう?っと思い始め
 
改めて、ホスト自信に目を向けてみました。 
 
そしたら、一日でホストがとても良い人達だったと分かりました。
 
ホストを好きになったら、家がどうのこうのという事は全く気に

ならなくなりました。 
 
この事は、外観にだけに目がいき、不快と思い受け入れられ

無かった私の駄目な部分を、
 
8歳の息子に教えられた情けな〜い出来事でした。
  
そしてあっという間に4週間が過ぎ、別れの時が来ました。 
 
感謝の気持ちと、別れる事が寂しく涙が出ました。 
この先、会えるか、会えないかも分かりませんが良い体験と、
 
思い出が息子の中に残ったことは間違いないと確信しました。 
 
別れは寂しい、でも出会いのないのはもっと寂しい! 
 
 
 
・・・それから10ヶ月後
 
なんとホストファミリー一家が日本に来ました。 
 
東京タワーや浅草、ユネッサン等に行き、数日間日本で一緒

に過ごしました。 
 
この機会は息子にとっては、自分の国を紹介出来る、
 
とても良いチャンスだったようです。
 
カナダでお世話になった分、お返しをする事への喜びもあり、
 
良い社会勉強になりました。
 
息子にとって、カナダ=カナダで出会った人達や、

サマーキャンプです。
 
カナダと英語への印象は今も良いです。