和菓子にはこのような用語があります。聞き慣れない言葉ばかりですね。
今度、お店で桜餅を見かけたら「これって朝生ね♪」ってつぶやいてみようかしら...。
朝生.........(あさなま)その日の朝作る簡単な和菓子でその日の内に売り切るように作るもの。
桜餅、柏餅、饅頭、葛菓子、団子など
中生.........(ちゅうなま)朝生より日持ちがする和菓子のこと。黄味時雨、浮島など。
上生.........(じょうなま)高級生菓子のことで練りきり、求肥、羊羹、外郎など。
主菓子.......(おもがし)上生のことで茶席では「主菓子」と呼ぶ。主菓子の対は「干菓子」
久助.........(きゅうすけ)失敗した菓子、菓子のくず、再生した菓子のこと。
棹物.........(さおもの)流し型に生地を流し固めた細長い棒状のもの。羊羹、外郎など。
打ち物........みじん粉と砂糖を加え混ぜ、木型に入れて打ち出した干菓子。落雁など。
押し物........みじん粉と砂糖を加え混ぜ、木型に詰めて押し固めた干菓子。塩釜など。
数物.........茶席の菓子の様に個数を決めて作られた物。
手水.........生地をまとめたり成形する時に手につかないように用いる水。
手粉.........生地をまとめたり成形する時に手につかないように用いる粉。
同割.........(どうわり)砂糖と粉が同じ割合であること。
和菓子用語