和菓子の事

  
秘められたあずきの力
ちょっぴり

小豆(あずき)には大納言と小豆(しょうず)があります。
大納言はその風味のよさと皮の薄さで粒あん向き(アズキが割れにくい)
小豆(しょうず)はきめの細かさと皮の厚さでこしあん向き(アズキが割れやすい)


あずきの産地として有名なのが3ヶ所あります。(いずれも昼と夜の寒暖差が激しい土地)

    1.    北海道(十勝小豆が有名)
2.    備中(岡山)
3.   丹波(京都、及び兵庫の一部)


                    
             あずきに含まれる栄養素

大豆は畑のビーフと言われるように豆類には牛肉に負けない栄養価がありますが、
小豆にもパワーたっぷりの栄養素がバランスよく含まれています。

タンパク質、脂質、糖質、繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、カルシウム、鉄分、リンなど

                          あずきに秘められた健康のちから

  『ポリフェノール』
      人間の体を酸性化させ、傷つける活性酸素を除去する力があります。
 
     460mg/100g もの『ポリフェノール』があります 。

   『食物繊維』
        整腸作用を促し、血中コレステロールを抑制してくれる『食物繊維』が豊富です。

        あんことして煮ることにより食物繊維含有量が倍近くに増えます。
        小豆に含まれるサポニンは便秘に効果があります。


     
『小豆の色』
        小豆の赤色の正体はアントシアニン。
      煮汁は、目の疲れを取り、血液をサラサラにします。漢方ではこの煮汁だけ
     飲むことがあります。


    『鉄分』
       ヘモグロビンの主成分で酸素を運ぶ鉄分が含まれています。
     貧血を改善し、冷え性に効果があります










アズキのパワーを知ってますますあんこが好きになられたんじゃないでしょうか?綺麗なだけじゃない、美味しいだけじゃない、身体にも良い和菓子をたんと召し上がれ♪