公開講座
「緑のみちをどのようにつくったの?」を行いました

日時: 2005年5月25日(水)
     14:00〜16:00

場所: 武蔵工業大学
     横浜キャンパス
     (横浜市営地下鉄中川駅)
     

参加者:32名

「松の川遊歩道(緑道)の会」代表の田辺さん
「松の川緑道」は日吉駅近くから高田町までの約2.1キロ。かつて松の川と呼ばれた川が埋め立てられたあとに出来た緑道です。
講座で使った緑道の資料(パワーポイント)

「松の川遊歩道(緑道)の会」では、緑道の計画段階から、現在に至るまで様々な活動をされています。今回は、会の発足、基本的な考え、行政との協働事業、地域の住民とのかかわりなど色々な話を伺いました。

「松の川遊歩道(緑道)の会」の基本的な考え
「野生植物と野生小動物を復活させ保護する」
「歩行者専用道路を守る」

「清潔で快適な環境を守る」


地域の方々にこの考えを広める為に、緑道に掲示板を立てたり、緑道を使ったイベントを行ったり、ワークショップを開いたりしているそうです。また、週に1度はゴミ拾い活動もされています。また通行者も自主的にゴミ拾いをしているそうです。このように保全されている松の川緑道は、現在では地域の方々のやすらぎの場として貴重な場所になっているそうです。
講座の様子 緑道で見ることが出来る野生植物
は281種もあるそうです。
緑道の設計者の大澤さんにも
お話を伺いました。
●●●参加者感想●●●
野生植物の保護ということは、雑草や雑木も抜かないということです。一方で雑草がたくさん生えると視界が悪くなり、防犯という観点では気になります。しかし松の川緑道では、地域のみなさんが積極的この道を通り、利用することで不審な人を入れない空気を作っているそうです。都筑区ではきれいに管理されている緑道を見慣れているので、最初はびっくりしました。でも、お話を伺っているうちにとても自然なことなのだと納得しました。松の川緑道は地域の方に大切にされています。都筑区も豊かな自然が沢山あるので、住民が善意の気持ちを持って、大切にしていくことが重要だと思いました。田辺さんのお話では、「緑道を作っていたときは、住民の協力が得やすい。それよりも作り終えてから、手入れなどを持続していくことのほうが大変」ということでした。また理解を得るためには顔を合わせてとことん話し合っていくことなのだ、ということがよくわかりました。これからの私たちの活動に役立ていきたいと思います。
 
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