経口型インターフェロン
インターフェロンは身体の細胞が作り出す物質で免疫の調節や抗ウイルス効果や抗腫瘍効果などがあるとされています。10年ほど前からネコのインターフェロンが注射薬としてございましたが、この夏から経口投与にてお使い頂けるインターフェロンが発売になりました。
当院ではこの経口投与の出来るインターフェロンを犬やネコの風邪の予防や治療、腫瘍摘出後のケアにお使いいただけます。
ご興味がおありの方は診察時に獣医師にお尋ね下さい。
お車で移動される際のご注意
お正月やお盆の時期には帰省や旅行でペットと共に車で長距離の移動をされる方もいらっしゃると思いますのでその時の注意点を幾つかあげておこうと思います。
1)出来ればペット用のケージに入れ移動する。
2)こまめに休憩をとり人も動物もリラックスする。この時トイレにも行くようにする。
3)動物を長時間車の中に放置しない。
4)出掛ける直前には食事を控える。脱水防止のため水は与えて下さい。
5)長時間の移動の前・後はゆっくりと休む。
*移動のストレス等で下痢や嘔吐をする動物もいますので動物の健康状態に異常があった場合には動物病院へ行きましょう。
熱射病(熱中症)
7月8月頃の暑い日には日中40度近くまで気温が上昇することがあります。この様な日には熱射病(熱中症)になってしまう可能性があるのでエアコンや扇風機を上手に使い呉々も注意して下さい。
万一おかしいなと思ったら早めに病院へ御来院下さい。
皮膚炎・外耳炎
日本の初夏から夏にかけては高温多湿の気候が続きます。この時期はワンちゃん達にとって大敵です。
ワンちゃん達は人と比べて皮膚が弱く簡単に皮膚炎を起こしてしまいますのでシャンプーの後などには完全に毛を乾かすなど注意をしてあげて下さい。
また耳の中にも簡単に酵母菌や細菌の感染を起こしますので頭を振っていたり後ろ足等で耳を掻いていたりおかしいなと思ったら早めに病院での診察をお受けになることをお勧めいたします。
フィラリア症の予防
4月末くらいになると横浜でも蚊を見ることが有ります。その蚊が媒介しワンちゃんの命を脅かすこともあるフィラリア症の予防をすることを当院ではお勧めしております。フィラリア症は5月頃から12月頃まで毎月1度お薬を飲むことでほぼ完全に予防が可能です。当院では必ず血液検査をしてからのお薬をお出ししておりますのでご希望の方はワンちゃんと共に御来院下さい。
狂犬病の予防接種
生後91日齢以上の犬は飼い始めてから30日以内に狂犬病の予防接種を受けその後年1回の追加接種を受けることが狂犬病予防法にて定められております。当院では常時狂犬病の接種が可能ですのでワンちゃんの体調のよろしいときに御来院下さい。
ノミ・ダニが動き始める季節です
3月になり暖かい日が続くようになるとノミやダニが活動を始めます。
昨年は当院でも3月中頃にダニが寄生し来院された患者様がいらっしゃいましたので
早めのノミ・ダニ予防をお勧めいたします。詳しくは当院までお問い合わせ下さい。
ワンちゃんのワクチン効いてますか?
ワンちゃんのワクチンを接種したけれどそのワクチンがどれくらい効いているかは外見からは解りません。
そこで当院では血液検査にてパルボウイルス、ジステンパーウイルス、犬アデノウイルス1型(伝染性肝炎のウイルス)の抗体を測定しその量によってワクチンが効いているか及び次回のワクチン接種はいつ頃するべきかを知ることが可能です。更に詳しいお話をお聞きになりたい方は当院へお問い合わせ下さい。
トリミング・グルーミングのお知らせ
この4月からスタッフに欠員が出るため大変ご迷惑をお掛けいたしますが当面の間トリミングとグルーミングを休止させていただきます。