KEIのゲーム論 おもしろゲームを作るには?A
ケイ:さて、いつものメンバーだ
レイズ:いつもって・・・・まだ二回目じゃねぇかよ その上二人だし
ケイ:正直な所、大誤さんにコレの第1回を渡すのはかなりドキドキだったぞ
レイズ:当たり前だろ・・・・こんな俺らのトークを乗せただけみたいなブツ・・・
ケイ:・・・・・痛いところ突くなぁ・・・
レイズ:ったく、マジで大誤さんの心の広さに感謝しろよな
ケイ:あぁ、全く持ってその通りだがなんでお前が偉そうなんだよ
レイズ:前回の後半からセリフが無かったから
ケイ:あぁ、大してキャラ分けも出来てなかったし面倒だったからな
レイズ:折るぞ
ケイ:ごめんなさい
〜〜〜
ケイ:で、本題に入ろう
レイズ:確か議題は『自分で面白いと思えるゲーム』だよな
ケイ:その通り・・・・・の、前にトレジャーオブレジェンドの分析はどうだった?
レイズ:ん〜・・・・正直難しかったけど、面白かったぞ
ケイ:・・・・・・・・普通過ぎる感想だな・・・・・
レイズ:しょーがねぇじゃん おもしれぇから、分析すんの忘れちまったよ
ケイ:俺が前、言った通りじゃねぇか・・・・
レイズ:ごめんなさい
ケイ:で、『自分で面白いと思えるゲーム』 これだ
レイズ:(強引に話し、戻しやがった・・・・)
ケイ:ぶっちゃけ、前回の最後にお前が言った『自己満足』なんだよ コレが
レイズ:駄目じゃん・・・
ケイ:ぬ?全然駄目じゃねぇーぞ 考えて見ろ
レイズ:ん
ケイ:前も言ったが、よっぽどの変わり者じゃねぇ限り他人と感覚なんて似たようなモンなんだよ 当然『面白い』って思う感覚もな
レイズ:あ、なるほど
ケイ:結局ゲームなんてアマチュアじゃ殆ど個人で作るからな 作った張本人がまずは『面白い』と思う作品を作るのがいいんだよ
レイズ:だからこそ多くの他人も『面白い』って思えるのか
ケイ:まぁ、コレはあくまで俺の理論だから全部が全部じゃねぇだろうけど そういうこった
レイズ:じゃあ、作った本人が面白いって思えないようなゲームは・・・
ケイ:無駄にはなんねぇだろうな 製作技術が向上するだろうし それにそれでも面白いって思う奴もいるかもしれない
レイズ:という事はその逆も?
ケイ:当然 『面白い』って自分だけしか思わない可能性もある 因みにコレがたぶん一番痛いと思うぞ
レイズ:はぁー・・・・なるほど・・・
ケイ:まぁ、ある程度ベタな要素も入れるのがベターじゃねぇかな?
レイズ:寒・・・
ケイ:・・・・・・・・・・・・滑った・・・・
レイズ:でもこれだと、自己満足じゃ駄目じゃねぇのか?
ケイ:んー、それは軽く違うな 自分で『つまらねぇ』って思う物を他人にやらせたいと思うか?
レイズ:思わねぇな・・・・・・
ケイ:そう言う事だ ようするに自己満足でも良いから自分の面白いと思う事を貫徹するのが良いってコト
レイズ:結果なんてまぁ、おまけみたいなモンか
ケイ:まぁ、そりゃアマに限るだろうけどな それでも結果も欲しいなら何度も何度もコレをやるべきだな
だんだん万人向けの感覚?みたいのも分かってくるだろうし
―――おまけ―――
ケイ:たまに作品の紹介で『面白くないかもしれませんがやってみてください』なんてのあるだろ?
レイズ:あぁ、あるな
ケイ:コレを見てやりたいと思うか?
レイズ:無理
ケイ:だろ?この時点でもしかしたら面白いかもしれない作品が無駄になるわけだ
レイズ:作者に自信が無いか謙虚なんだろ?
ケイ:全く持ってその通りか、本当に面白くない作品のどっちかだろう
ケイ:いずれにしろ説明の時点で『面白くないかもしれませんが』なんてマイナスにしかならないから書くべきじゃねぇな
レイズ:つまりいいたい事は?
ケイ:作品の紹介とかする時はあまり『面白い』『面白くない』は書くべきじゃないと思うんだ 紹介は紹介だけに徹するのが良いと思う
レイズ:確かに、面白い面白くない以前に作品の紹介が充実してて自分の好みに合うか合わないか判断できるもんな
ケイ:お、的を射てるねぇ 正にその通り
レイズ:でもなんで急にこんな事を?
ケイ:いやな・・・最近ようやく 『こう言う方法の紹介が一番良いんじゃねぇかな?』って気づいてな