キャラクターを作る
 RPGにキモたるキャラクターの作り方を、考えてみようじゃないか。
 あい。
 キャラクターに必要なのは作者のだ。
私に言えることはそれだけだ。
 ダメダメじゃないですか。
愛だけじゃどうにもならないことだってあるんですよ!
 うーん・・・。現実は厳しいなぁ・・・。
 そうですね。
キャラクターにとって一番大事なのは?

 だから個性だろ。
 
 今回は具体的にいくってことなんで、
できれば具体的に・・・。
 うーむ・・・。
個性個性じゃないか?
それ以上なんと言えばいいのだ?
 そうだな・・・。アンナを呼ぼう。
 チ・・・。人頼みかよ。
 何?言っておくが、私は万能だぞ。
口を動かすのが面倒なだけだ。
 (死んじゃえばいいのに・・・
 フハハハハハハ!!! 
 何の用だい?
 四の五の言わずに、キャラクターの具体的な作成法を述べよ。
 ・・・・なんか、ムカつくんですが。
 だろ?
 あんたもむかつくけどね。
 ・・・ひどいなぁ
まー、一応作り方のコツっぽいのを教えてやろうじゃないか。
 とっとと説明しろよ。
ゴスッ!!!・・・グフッ・・。
 説明お願いします。アンナ殿。
・・・帰る。
あ・・・帰っちゃった。
 あのぅ・・良かったら私が説明しましょうか?

あ、ここらへんなんか地面にが?あら、ステファンさん倒れてるじゃないですか。
 まぁ、気にしないで。

では説明のほうたのんだよ。マリー君。
 では、個人的な考えですが、キャラクターの作り方のようなものを述べてみます。
 この場合言っているキャラクターとは、ある程度ストーリー上の役割を持つ人物・・・。例えば主人公とか脇役などのことです。
 まず、やはり性格から考えるのが効果的かと思います。なぜならキャラクターの性格はそのゲームのストーリー上でのキャラの役割を定める大きな材料となるからです。
 ほほう。そうだな。
まぁ、もちろんストーリーでの役割を決めてから、キャラクターの性格を決める方法でもいいのだな?
 かまいません。
ただ、ストーリーでのキャラクターの役割をしっかりと決められる人は、大抵すでになんらかのイメージをキャラクターに与えてることが多いと思うので、結局は同じことかもしれませんが。
 性格を決めるといろいろな想像が膨らみます。例えば、”クールな感じなキャラクターだから、悲しい過去があることにしよう。”というような妄想をどんどん広げていけばいい感じです。
 そうだな。
性格から外見も決まることが多いからな。
クールなのに不細工
陽気なのに不細工
悲しい過去があるのに不細工
 じゃ、合わないだろうしな
 別に不細工とかというのは問題にしてないんですが(汗

まぁ、やっぱり見た目と性格が一致してるほうがわかりやすくていいですよね。だけど、一致しないキャラがいても面白いと思います。
キャラクターの性格から、外見が決まり、経歴がきまり、ストーリでの役割が決まってくる・・・。なんてこともありそうです。
「ありそうです。」って、随分テキトーじゃないか。
 コレでうまくいかない人もたくさんいると思うからですよ。私の意見がすべてじゃない。間違っているかもしれない。
 それでも、意見そのものには価値があると思いますけど。
 あと、キャラクターのファッションも大事ですよ。重要なキャラほど、いい格好させてあげましょうね。
 また、一部のキャラは内面が見えなくすることも演出の上必要だと思いますが、みんながみんな内面のみえにくいキャラクターだと、プレイヤーも気持ちよくプレイできないのではないかと思います。
 そうだな。メリハリはつけたほうがいいだろうな。
 ・・・そうそう、ひとつ聞きたいことがある。
「キャラクターがかぶらないように気をつけたほうがいいのか?」
ということだ。
 ずばり、「かぶらせないほうが望ましい」です。
そもそもキャラクターは出しすぎないほうがいいですよ。キャラクターを多く出したいのなら個性は分散させる必要があるでしょうね。
 特に主人公がかぶるのはまずいですね〜
 では、特に主人公についてお話しましょう。
待ってました。

所詮すべてのほかのキャラは主人公から見れば脇役だからな。そう、俺も本当はその主人公になるはずだ・・・った・・。なのに・・。
 主人公の設定には大きく分けて次の2パターンあると思います。
@平凡
A非凡
@の場合、多くの場合主人公は日常から非日常の世界に飛び込み、重大な鍵を握ることになる・・・というストーリーになりやすいようです。大抵主人公は最初から最後まで平凡ではなく、途中から徐々にその秘密が暴かれるという展開になっている気がします。
Aの場合、初めから非凡であることがわかっている場合わかっていない場合とさらに2パターンに分かれます。前者の場合はほとんど問題なく作り始められますが、後者の場合は主人公の非凡さが明らかになるイベントが必要です。ストーリーの途中で主人公過去に遡るというパターンが多いようです。
成る程・・。主人公の設定は特にストーリーに影響を与えるわけだな。ただ非凡にするならそれなりに極端にしたほうが面白いかもしれないな。
 キャラクターデザインについてはそんなに詳しくないので、うまい人のを真似たり、ファッション誌などを参考にするのをお勧めします。とにかく、主人公というのは結局物語を進めていく最大の要因であることを忘れないでください。
 そんな私も、所詮は作者に考え出されたキャラクター。
だが、われわれは命を与えられ、生きている。
 人を感動させるストーリーを作りたいなら、ストーリーを命を与えられたキャラクターが演じなければ到底ムリだ。
 人を笑わせたいなら、キャラクターもただのシンボルではダメだ。
が大事なのですね・・・。 
・・・言われた。
・・・死ぬとこだった。

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