組み立てられた春
取り替えられる夏
もう一度出せる秋
まだ見たことのない冬

森博嗣 「四季」より



去年某サイトの管理人さんから素敵な春のお話を頂いたから。
去年「四季」という素晴らしい本(森ミステリーを今までずっと読んできた人たちへのご褒美だと思う)に出逢えたから。
だから書こうと。

好きなキャラやカップリングに似合う色や曲があるのと同様に、「似合う季節」があってもいいじゃないかということで書き始めたのです。
新哀なら春。快(キ)哀なら夏の終わり。コ哀なら晩秋。新志なら真冬。それぞれに似合う季節の中で生きている二人。
私の考えるカップリング論をそのまま形にした感じ。この二人ならこうなってほしいと。
新志だけは悲恋なんです。私の中ではこのカップリングはあまり考えられない。だからうちに新志は少ない。
原作を考えると、新一と志保の姿じゃ付き合うことはないと思うから。(快哀なんてもっとありえないけど)

話同士の繋がりはないけど、ただ時の流れる様、四季の移ろいゆく様を書きたくて。
一年を通じて最後までご覧下さり、ありがとうございました。