今年もネタバレ全開ですのでご注意を。










今年はちょっと遠出をして(と言っても横浜市内のとある大きな映画館ですけど)観てきました。
数ある今公開中の話題の映画を差し置いて、一番大きなスクリーンでやっていました。いいのか。



いきなり爆破事件からスタート。爆破っていうとどうも第一弾を思い出します。
映画は爆発が多いですよね。素人がそんな簡単に爆弾に手出しちゃダメだって。

工藤さんのカメラ目線写真付き新聞が何故か再登場。えっ?去年苦情でも出たの?そういえば何気に絵綺麗になってません?気のせい?
相棒の哀ちゃんがコナンちゃんの台詞継いじゃったりしちゃってますけど。
ついでに人物紹介でここ2作平次兄ちゃんとかさらりと忘れられてるんですけど、大丈夫ですか。

体育の時間?にサッカーする少年探偵団に萌え。みっちゃん意外にスポーツ出来るのね。
それ以上に最強だったのが、「ハイハイお上手」の哀ちゃんでしたが。
今回素の哀ちゃんがいっぱい見れて良かったです。しかもそれが周りにばれても隠そうとしない辺り、彼女もすっかりこの生活に馴染んでいるってことで安心しました。



一方蘭姉ちゃんは今回あまり出番がなかったような…。よっぽど印象的な台詞の園子姉ちゃんの方が目立ってたぞ。
蘭姉ちゃんはいつも何かしら超人っぷりを発揮しているのですが、今回テニスのシーンくらいしかないよ…?
帝丹中学はセーラー服…。高校に入るとなんであんなにダサい個性的な色のブレザーになっちゃうんでしょう。
夫婦喧嘩の原因はいつもあんな感じなんでしょうか。あんなことでいちいち怒れるって若いなぁ…。(遠い目)
年々新蘭要素薄くなってきてるんですが、GOSHO的にはおっけぃなんでしょうか。


事件自体も年々シンプルに。
今までみたいなハラハラドキドキアクションっていうのが無かったので、何か今回は色が違うっていうか…大人向けの映画だなぁと思いました。
全然登場していないキャラが次々殺害されていくっていうのが、あまりピンときませんでしたが。ミステリ小説ばっかり読んでいるからか。
じっくり謎を解いていく過程は良かったのですが。

でも全体的には今回の映画、とっても面白かったです。
コナン映画でまさかこんなにクラシックが聴けるとは。こういう意味でも大人向け。原作では出来ない、「音」で魅せる映画ならではの良い映画でした。
最後のスタッフロールで取材協力の欄に、横浜みなとみらいホールがあったのが嬉しかったです。
堂本ホールが最初に映った時に「もしかしてモデルはここかな」って思った場所でしたので。(高校時代三年間ここで合唱コンクールやってました)
流石に登場人物たちの名前が一文字ずつ「ドレミファソラシド」になっているのは、パンフ読むまで気がつきませんでした。



何よりも今回の一番の収穫は怜子さん
最初は高飛車な女王様設定かと思いきや、次々彼女の優しい一面が見れるのは良かったです。
全然聞いてないようで博士のダジャレクイズに答えちゃったりとか、
OGだからってプロなのに簡単に小学生合唱指導しちゃうところとか、
森林浴で普通にすれ違う小学生に挨拶しちゃうところとか、とにかくツボでした。
ゲストキャラでこんなにキャラが立っているのも珍しいですよね。ポスターにも登場してるし。

彼女が鮮やかすぎて、正直他のキャラが隠れちゃった感じはありましたけど、すっごく好みなキャラで嬉しかったです。声も桑島さんだったし。
後半コナンちゃんとハモっちゃったり(これこそ今回の映画の最大の戦慄/笑)と大活躍でしたし。
ラストの「アメージング・グレイス」は鳥肌モノでした。そしてそれを餌にコナンちゃんが裏で暗躍って、こっちの方が相棒っぽいぞ。
コナンちゃんと怜子さんのコンビはなかなか面白かったです。



コナンちゃんは絶対音感があってヴァイオリンだって弾けるのに、何でここまで音痴なんでしょう。コナンの七不思議。
歩美ちゃんにまでフォローされちゃうコナンちゃん。
耳は良いはずなのになぁ…。

それにしてもコナンちゃんは今回も団体行動が出来ない困ったちゃんでした。
それでいてあっさり犯人に殴られて麻酔銃壊して肝心なところで使えないって、どんだけうっかりはちべえだよ。
そしてそんなコナンちゃんを信じてくれる少年探偵団の皆。お前友達大事にしろよー。
すっかり相棒ポジションの哀ちゃん。私的にはこれはこれでアリだなと勝手に思ってます。
お互い信頼し合ってなきゃ、このポジション関係も成り立たないですもの。





今回のハイライト
●怜子さんが哀ちゃんに似ているってコナンちゃんが言って、「怜子さんも美人ってことだよ」とフォローになっていないフォローをする場面
 (こういうところをサラっと言えちゃう辺りが良くも悪くも流石工藤だなと思います)
●てっきりリコーダーを投げつけるかと思いきや、コナンちゃんにしか解らない暗号でしっかりフォローして相棒っぷりを発揮する哀ちゃん
 (何気に元太君と間接チュー)

あぁ、やっぱり私こういうコ哀が好きなんです。





13弾制作決定おめでとう。
次回の舞台は遂に組織絡みみたいですね。期待しています。

お粗末様でした。