今年もネタバレですのでご注意を。










G.Wだから地元の映画館も混んでるかなーなんて朝10時にはりきって待ち合わせ。
でも行ってみたらガラガラ…あれ。そして待ち人も来ない。
電話してみると今起きたって。うん、何かそんな気がした。

久しぶりに凄く食べたくなって昼間っからクレープ食べたら胃がもたれて
何となーく気分が優れないまま、今年は13時10分からチビッコに混ざって鑑賞してきました。

コナンの悪役って解りやすいなーと思いつつ、最初の登場人物紹介で少年探偵団登場。
今回は工藤の正体を知っている者たちの紹介がなかった。平次もちらっと出てきたけど紹介はなし。
工藤夫妻も明美さんも出てなくてちょこっと残念。でもその分少年探偵団がたっぷり。



最初から新蘭(というかコ蘭か)でめげそうになりましたが、頑張りました。
一言で感想を言うと、ただ単純に「面白かった」 ベスト3に入るよ絶対。(天国、世紀末の次に好きかもー)
今回の映画は始終笑っていたような気がします。
安心して観ていられた?みたいな。(いや、新蘭シーンでびくびくしまくってましたが)
きっと去年は苦情が来たんだよね。現役女子高生が飛行機操縦以上のつっこみどころはなかったです。(というかもう慣れました)

あぁ、あった。
コナンちゃんはやっぱりアホかもしれない…

最近の雨月さんより物忘れ酷いよ主人公。
いくら何でも、かくれんぼの途中で自分がかくれんぼしてるの忘れないでおくれ。
これが工藤だったら冷めていただろうけど、素直に「可愛いなぁ」って思ってしまった。
やっぱり自分、工藤には厳しくてもコナンには甘いかも。



映画は着せ替えが多いからか衣装が可愛いー。
今回同じシーンで歩美ちゃんがパンツで哀ちゃんがスカートというのがあって新鮮でした。
いつもは反対なんだけどたまには交換。こういうさりげないのが良い。
少年探偵団のフォーマルな格好も可愛かった。特にみっちゃんと哀ちゃん。誰が用意したか非常に気になりますが。
原作では哀ちゃんってパンツが多いけど、やっぱり女の子だからスカートとかピンク色とかもっと使って欲しいなぁって。
あと注目はやっぱりユニホーム。二人(+博士)で仲良くデパートにでも買い物に行ったの希望。
博士とか喜んで勝ってあげちゃってそう。いいなぁこういうの。
普通に部屋着として着ている哀ちゃんがたまらなく可愛かったです。

去年哀ちゃんの扱いが余りに酷くて、頼むよ新監督ーなんて思っていたのですが
今年は哀ちゃんのアップとか多かったし、大事にされていて嬉しかった。(これも苦情が来たの…?)

普段なら絶対パスしそうなかくれんぼを皆で一緒にやっちゃってる哀ちゃんとか。(しかもオニ)
早々にかくれんぼを放棄していたコナンを見つけてつっこむのはやっぱり哀ちゃんとか。
食事制限をしているであろう博士の健康を誰よりも気にする哀ちゃんとか。
終盤、ボートの運転をコナン(彼はこれもハワイでパパに教わったのかしら)から無言のまま代わった哀ちゃんとか。
(そしてそれを難無くこなす彼女はやっぱりコナン以上にツワモノ)
新蘭の幼馴染み強力エピソードがかすむくらいのファンサービスで乗り切りました。でもこのエピソードは実に新蘭らしくて好き。

哀ちゃんもみっちゃんにあんな冗談まで言うようになって、本当に良い意味で変わったなぁって。
それにしても、ディナーは哀ちゃんの隣はみっちゃんだったし…光哀はオフィシャルなのでしょうか?



前作に引き続き園子も好きだなー。財閥のお嬢様なのに哀ちゃん相手に敬語使っちゃってる辺り。
意外に結構いいコンビかも。もし志保さんとして二人が出会っていたら仲良くなってそう。
でも園子だったらきっと誰とでも仲良くなれるんだろうなぁ。
あとはモノマネに笑った。変にお嬢さんっぽくないところが大好き。おっちゃんとの相性もいいなぁ。
友達のお父さんなんて普段そんなに接点ないのに…自営業がなせる業?

そしてその小五郎のおっちゃん。
「コナン」で思わず泣きそうになった。いや、映画ではいつもうるってきてるかも。
こんなにかっこよくていいの?って思えちゃったくらい。それが妃さんと絡んでいるなら尚更。
コナンのこと「居候だ」なんてちょっと邪険に扱ってる感じだけど、自分の娘以上に助けようとする姿勢が。
今回はいろいろな人のそれぞれらしいエピソードが満載で、それがすごく良かった。
前作と同様、事件そのものよりこういう人間心理とかそういうものに目が行くのは、何ともスタッフにも愛される「コナン」らしい。

でも今回やっぱり蘭ちゃんが可愛かった。何というか…敵わないなぁって。あの忍者は流石にどうかと思ったけど。
毎回お馴染みエンドロールのあとにも、またうるってきちゃった。

あぁ、警部の眉毛の塗り忘れには気づきませんでした。





映画を観に行く度に、「コナン好きだなぁー」と思い知ります。
今回は特に。ゆっきーじゃないけど、純粋に好きだった頃を思い出しました。
最近本誌でちょっとモヤモヤした気分に陥っていたのですが、それがふって吹き飛んだ感じ。
私にとってやっぱり「名探偵コナン」は特別で。原作を愛していなきゃ二次創作なんて今までやってこれなかった。

10弾制作決定おめでとう。
去年の山本監督のインタビューはあてにならなかったので、次回こそベルモット率いる黒の組織メインの映画を…と期待してしまいます。
10周年記念作な感じになるみたいだし。哀ちゃんとキッドと白馬がたっぷりでるワンダホーな映画とか…(まだ言っている)