2004/11/29

以前 I Love つづき主催の「魔法の保温調理とエコ工作によるゴミ減量講座」
で保温調理の講師をしてくださった西岡さんのお宅を訪問しました。

総勢7名と大人数でお昼時にお邪魔してしまいましたが、おいしいのお昼ご飯をいただき
(もちろん保温調理で作ったもの)、保温調理の事、ミミズ牧場の事、ゴミや環境の事
等々実りの多い話を聞かせていただきました。
西岡さんありがとうございました。



      ●●●
 保温調理 ●●

       お昼のメニュー(茶碗蒸し、筑前煮、ひじきの煮物、煮豆、シチュー、スパゲッティ、プリン)
                                            詳しくはこちら
茶碗蒸しも、プリンも、スパゲッティも保温調理ならラクラク!
シチュー まだまだあります 娘さんの手作りクッキー
★ 保温調理でできる料理法
   ・ だしのとり方: 昆布を水でしめらせて、少しやわらかくなったらむすびこぶにする。
              これと混合だしを合わせて火にかけ、沸騰したら包んでさます。
              30分くらいでもだしはでるが、一晩置いててもよい。
              こうするとあとの昆布は煮物などにそのまま使える。

   ・ スパゲッティのゆで方: 沸騰したお湯の中にスパゲッティを入れ、はしでしばらくさばいておく。
                   再び沸騰したらふたをして火を消す。(包まなくてもよい)
                   この方法で、袋に書いてあるゆで時間と同じか少ない時間でできる。

   ・ 冷やごはんの温め方: 冷やご飯をお茶碗もしくは土鍋などに入れ、水をはったお鍋の中に置く。
                   ふたをして火にかけ、沸騰したら火を止める。
                   電子レンジで温めるよりも、おいしいごはんになる。
                  同様に冷凍の肉まんなども可能。

   ・ 茶碗蒸、プリン: だしと卵をまぜた液は、茶漉しなど目の細かい網でこす。
               それを器に流し込み、鍋に器の半分くらいまでつかる水をいれておき、
               ふたをして火にかけ、表面が白っぽくなるまで沸騰させておく。
               (ここまではふたを開けて確認してもよい)火を止めたら包まずにおいて置く。
               この方法だと、すがはいることはないそうです。
               (講座の時にはプリンが少しざらついたのですが、しっかり濾すことにより
               非常になめらかなプリンができます)


      ● ミミズ牧場 ●
今日出た生ゴミを手に 元気な赤いミミズがいっぱい 手前はアボガドです
★ ミミズ牧場
一見何の代わりもないヤツデやアボガドなどが植わっている垣根の落ち葉の
下を、スコップで少し掘ると、いるわいるわミミズ君たち。。
そこに生ごみを入れて、少し土をかぶせさらに落ち葉などをかぶせておくだけです。
卵の殻から魚の頭などの入れてしまうそうですが、においもしないし
だいたい2,3日でミミズが食べて分解してしまうそうです。


      ● その他 ●●
★油の話
      西岡さんは油の廃油で、プリン石鹸を作られています。
      使っている人の話では、少量の使用で油の落ちなどもすごくいいそうです。
      少し汚れた油は、最後にじゃがいもやさつまいもの皮などをあげると
       きれいになるそうです。
      最終的に石鹸にするときは、本当に汚い油でも大丈夫とのことでした。
★ゴミの話
      西岡さんがお住まいのところでは、ゴミの分別が始まっているそうです。
      台所から出るビニール、プラスチックなどのゴミも洗って分別していました。
      これは再生されてアンモニアになるそうです。

G30
      西岡さんはG30勝手連を立ち上げているなど、お料理だけでなく、生活全体から
      エコを考えている環境問題研究家です。これからも西岡さんの活動を紹介していけたら
      と思っています。


      ● 感想 ●●
あまりにも特別ではなく、見せていただいても「こんな簡単なことなの?」
という感じであれで本当に生ごみが分解されてしまうのならば、
「私たちがいつも重たい思いをして収集に出している事はなんなの?」
ときつねにつままれた思いです。
今度、庭に穴を掘ってやってみます!
やってみないとわからないですものね。。 (井)


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