ボディボードの選び方やギア説明

 ボディーボードをはじめるのに必要な道具の説明です。できるだけ、ボードメーカーのきちんとしたモデルを選びましょう。ビート板的なおもちゃボードとは全く違ったボディボードの世界が楽しめます。ボディボードの真の楽しさを味わって、どんどんレベルアップ♪ちゃんとしたボードはリーシュコードが別売りで、自分の好みの場所にリーシュを取り付けられます。価格の目安はボードが2万円から本格的なもので4万円くらい、フィンは1万円前後です。

2009-02-06 更新

必ず必要なもの (ボード・フィン・リーシュ)



■ボディボード
 波に乗るため絶対必要ですね!いろいろなボードメーカーから、たくさんの種類のボディボードが発売されています。必ず自分の体格にあったサイズのボードを選びましょう。サイズはとても重要で、合わないといつまでたっても上手に乗れなかったり、波に乗り遅れたりします。ボードの下側のテール形状もいろいろあり、昔からあるアーチテール(クレセントテール)は安定性があり乗りやすく、最近人気のバットテールのボードはスピンやエルロロの技も比較的やりやすくなる特徴があります。

■ボードの選び方
 サイズの目安はボードの脇に立ったときに、ボードがおへそより1-2センチ長いくらいです。またボードの上で基本姿勢をとりノーズを持ったときにひじが90度より少し開くくらいのボードが良いでしょう。人によって肩幅や体重、足の長さなどは違いますから、それらも考慮してサイズを決めます。特に初めてBBをする方はボードがたった2cmでも違うだけでテイクオフができなかったり、レールが入らなくターンができなかったりしますから慎重に選びましょう。テールの形やワイドポイントの位置なども考慮して選ぶので、ちゃんと選びたい場合、初心者の方には難しので、ボディボードを専門に扱うお店でボードを本当にわかった人に選んでもらいましょう。1、2のボードブランドしか置いていなく、ボディボードが5本〜20本程度しかないお店もあまりボディボードにちからを入れていないお店と考えられます。実際はサイズが合わないのに、お店の人に合うと言われて買ってしまう人も多いので注意が必要です。また、オークションなどの中古ボードも一度使ったボードは水を吸っていたり、熱で曲がっていたり、傷があったりでオススメできません。外観はきれいに見えても中身(コア)は痛んでいます。

■おすすめ
 最初は浮力が適度にあって、しなりの良いボードがおすすめです。ワイドポイントも真ん中あたりのオールラウンドモデルが初心者の人におすすめです。スピンやエルロロなどにもそのうち挑戦したい人は、バットテールのボディボードおすすめです。

■最新のボード情報はココをクリック ←本格ボードメーカーの沢山のボードが出ています。

 



フィン
 フィンは波に乗るためのスピードを得る、また波乗りをする沖のポイントに楽に出て行くために必要です。さまざまな形のものがあり、女性には少し柔らかめが扱いやすいです。面積の大きいもの、硬いものは良く進みますが、負担が少し大きめです。新しく先が2つに分かれているフィンもあります。これは、柔らかく力の無い人でも疲れにくいフィンです。

■フィンの選び方
 第1に必ず足に合ったサイズを選びましょう。小さすぎると足が圧迫され痛くなったり、擦れてフィンずれになります。フィンは少し大きめでもフィンソックスやフィンパッドで調整すればピッタリフィットします。メーカーによって幅が広めや狭めといった特徴がありますのでしっかり選んでください。もし、今お使いのフィンがいたい場合は、フィンがあっていません。すぐに新しいフィンに変更した方が無難です。分からない場合は、やはり専門店にご相談ください。

■その他の情報
通常、面積の大きいフィンはもともと推進力があり、ゆったりしたピッチのキックでも進みますが、足への負担が大きめです。反対に面積の小さいフィンは細かいピッチでのキックで推進力を得ます。自分の足の形にあうこと、自分の脚力にみあったフィンがBESTです。また、フィン面積が大きくて重すぎるときは、思い切って糸ノコやカッターなどでカットすることもできます。マーカーでしるしを付けて左右対称にカットします。手を切らないようにご注意を!

■最新のフィンの情報をチェック ←フィンについて分からなければお店に電話しよう。

 



■リーシュ
 ボードの流れ止めで、ボードと手首や腕を結ぶコードのことです。リーシュコードと呼びます。波に巻かれたりした時のボードを流してしまっては、岸までボードを取りに戻るのも大変ですし、他人にボードが当たってしまう危険もあります。必ずボードに取り付けてボディボードを楽しんでください。

■リーシュの選び方
 形の違いで、らせん状のコイルタイプとまっすぐなストレートタイプがあります。最近はコイルタイプが主流でストレートはあまり見かけません。ボディボードでは腕につけるのが普通で、手首につけるリスト用と二の腕に付けるアーム用に分かれます。これは好き好きで選んでかまいません。女性の場合、腕が細くてゆるくクルクル回ってしまうようなときは手首の方が良いでしょう。

■おすすめ
流行はコイルタイプです。巻きが大きく短めなジャイロールは邪魔になりにくくとてもおすすめです。


■最新リーシュの情報をチェック ←オススメのジャイロールもここで取り扱っています。

 


持っていると便利なもの(ソックス・テザース・ケース)



■フィンソックス
足のフィンずれ防止や保温、砂浜での足裏の保護に使います。また緩めのフィンも厚めのソックスを履くことでサイズの調整が可能です。ソックスではありませんがフィンのストラップ部分に巻いてフィンずれや緩さを調整する「フィンパッド」というものもあります。

■おすすめ
夏場は薄めのフィンソックス、冬場は厚手のSCSタイプのソックスがおすすめです。穴が開きやすいのですが、最近は足裏部分や親指部分などが補強され穴が開きにくいソックスも出てきました。

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■フィンテザース
フィンの流れ止めです。ボディボード中、たまにフィンが脱げて無くなってしまうことがあります。大切なフィンを失くしてしまう前にぜひお使いください。

■おすすめ
 ひも状のテザースは日焼け跡が残りにくいです。また、通常フィンテザースはフィンが脱げてもなくならないようにするものですが、フィンが脱げないようになる「フィンガード」というものも最近人気です。


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■ボードケース
 ボードは意外にデリケートで傷やヘコミがつきやすいものです。ボード1枚が入るニットケースは車で海に行く時やちょっとボードを運ぶ時に使用します。
 リュックタイプのケースは電車や自転車で海に行く時など両手があき、ポケットも付いているのでフィンや日焼け止めなどいろいろ入って便利です。

■おすすめ
 海外旅行にはぜひ保護クッションの入ったハードケースを使いましょう。飛行機の積み下ろしで投げられても傷が付きにくく安心です。2、3本入るタイプもあります。

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ボディボードのウエアーに関してはこちらWETスーツ説明ページへ