2台のリグを切り替えるSO2R切り替え器(もどき)を作りました。
2009/5/6

近所のハードオフでパソコン用のD-SUB 15Pコネクターの3回路切り替え器を300円で売っていたので購入し、これを使ってリグ切り替え器を作ろうと考えました。

これで2台のリグのヘッドホン、CWキーヤー、PSK・RTTYやWSJTなどのためのAFアウトとイン、それとマイクの切り替えを行います。
スイッチは3回路ありますが、AのポジションでHFのリグ(TS-480)、CのポジションでV/Uのリグ(IC-911D)を切り替え、真ん中のBのポジションではヘッドホンの左右からHFとV/Uの両方のリグの音声を同時に聞くことが出来るようにしました。

完成後にテストをしたところ、唯一3.5MHzのSSBで回り込みが発生。PTTを送信にすると声を出さなくてもフルパワーを出してしまいます。回り込み対策として半信半疑でしたがパッチンコアをかませたら治りました。

これで次回からのコンテストが楽しみです。

 
正面からの写真。
赤い線は切り替え器の元からのもの。
8Pのマイクコネクターとスタンバイスイッチなどの穴を開けましたが、ケースが鉄板なので苦労しました。
パッチンコアをつけましたが3.5Mの回り込みには効果はありませんでした。それでもおまじないとしてつけておきます。

背面の写真。
AとCのコネクターに2台のリグを接続します。
中央の2ケの8Pコネクターがマイクコネクター。3.5MHzの回り込みはここにパッチンコアをかませたら治りました。
右下のコネクターはコモンで右上のBのコクネターは使用していません。
マイクコネクターの右のミニジャックはPTTスイッチ(フットスイッチ)用です。

構成図です。画像をクリックすれば拡大します。

TS-480はアクセサリー端子のAFインにVOX機能がついているので直接パソコンにつなげることが出来ます。IC-911にはVOX機能がありません。ということで秋葉原の千石電商で購入したJRCのNJM2072というレベル検出ICを使っている「寺子屋シリーズのVOXキット」を使いました。左の図のIC-911のAFアウト/インにつながっている四角い箱の中に入れています。

パソコンからのCWキーヤーにはZlog用のアダプターとシリアルIF用の2つがあるのでソフトにより使い分けています。

   
JA1PTOのトップページ