モービル運用について
以前乗っていたパジェロでは存在感のある雨樋にアンテナ基台をガッチリ取り付けることが出来たが、乗り換えたセダンには雨樋もキャリヤもなく、アンテナを取り付ける方法に苦労させられた。しかもトランクリッドと車体との間の隙間が非常に少なく、一般に売られているトランクベースがとりつけられない。その結果、しばらくはマグネット基台を使い、そこからアース線をなんとか車体まで引っ張って取り付ける、という方法でQRVしたが、アースの具合で、QRVする度にアンテナの状態が変わる、という最悪の状態。
近所の無線の店が閉店するときに、着脱式のアンテナ基台をみつけ、1000円で譲ってもらっていたが、やっぱりトランクには取り付ける隙間がなく、しばらくほおってあった。その後、トランクではなくボンネットには十分隙間があることに気がつき、この着脱式のアンテナ基台に再登場してもらったのが下の写真。使うときだけ取り付けて、使わない時には取り外すことが出来る。
ボンネットにアンテナをつけるもう一つのメリットは、アースを取る場所に困らない、ということ。写真はエンジン後部の金属製の反射板にクリップでアースを取っているところ。
この状態で、3.5MHz、7MHz、14MHz、21MHz、28MHz、50MHzとQRVしている。これとは別に144MHzと430MHzの2バンドアンテナをマグネット基台でとりつけるとHFから430MHzまでQRV可能。
ところで21MHzのアンテナだが、エレメントを切り詰め過ぎたので、ミノムシクリップでエレメントを延長してなんとかチューニング。