戸塚 寛
JA1PYP
浅草の神谷バー 

日比谷線の入谷に所用があり、帰りしなJA1PTOさんに電話してみました。 「今、まさか東京地区に居ないよね」 「残念でした。入谷だったら浅草の『松風』に行ってみたら」 「松風」は居酒屋フリークの間の有名店ですが私は入っていません。 すぐその気になりました。

当方はモバイルPCを持っていないので電話番号と住所を聞き 上野まで戻るのは時間がもったいないのでタクシーを利用しました。 ベテランの運転手さんで助かりました。料金は初乗り+2メータで、所要時間は5分です。 浅草1−14で降ろしてもらいました。目的の1−15は隣のブロックです。

大通り方面に歩くと1−5になってしまいましたが、角に「菊季刃物店」があり、 ちょうど我が家の「剪定鋏」が壊れていたので入店しました。 手作りの本格派をかなりまけて貰い、ついでに「松風」の所在を聞きましたが のん兵衛の旦那ではないようで御存知ありませんでした。しかし、浅草のお店地図を貰いました。 この地図は番地ごとに細かくブロックが分かれていません。 見辛(づら)い地図でしたがやっと発見しました。

こうして「松風」に到着しましたが、残念ながら月、火は定休日のようです。あと1年で閉店だそうです。せっかく来たので1年で閉店の案内と店構えの写真を撮りました。
 
帰りましょう。 雷門を通過して銀座線の浅草駅に向かいます。 ついでに写真を撮りました。 レコード店の店頭にあった「音楽バイク」です。


 
昔はこれで「ジンタ」を演奏したようなことが 書いてありました。 「ジンタ」とは「サーカスのテーマ音楽」の感じが私の世代ではありますね。

せっかく雷門の前を通ったので。
     
浅草駅の50mほど先に、浅草一丁目一番地の「神谷バー」の看板が見えます。 本日は本場で電気ブランを飲んで行きましょう。

   
子供のころから描いていた神谷バーのイメージは完全に崩れました。 語感から渋谷の「門」を物凄く大きくした店だと思っていました。 (全盛期のミスコンパのように広くて暗い) 左にお土産売り場があり電気ブランの瓶詰めを売っています。 中に入ると食券売り場があります。 これも、いささか面食らいます。ショーウインドーにはサンプルがあり食堂そのものです。
   
「初めてですが追加もココに食券を買いに来るのですか?」 思わず聞いてしまいました。 「追加はウエイターに直接です」と言うことで とりあえず「生ビール」と「フルーツサラダ」を注文しました。 ビールはアサヒでした。こんな状態でスタンバイです。右はフルーツサラダです。
   
バーらしいと言えば基本的に現金取引です。 お酒とお肴のメニューを一部を掲載します。
     
電気ブラン260円、電気ブランオールド360円の差は アルコール度30度と40度の違いです。 メニューには度数は記してありませんが 帰りにお土産屋で確認しました。 お次は電気ブランと専用お勧めおつまみである「山芋と飛びっこの山葵漬け」です。
   
浅草地元の親父さんや女将さんが気軽に立ち寄る店。よそ者もすぐうちとけらける庶民的な店です。最後に神谷バーのポスター写真です。
   
 
 
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