2016/10/19
JA1PTO
FSKインターフェイス

今まではAFSKで運用していたが、クラスターを利用しているとどうしても周波数のずれが気になりFSKをトライしたくなり、インターフェイスを自作した。CWインターフェイス用にしようしていたUSB-シリアルコンバーターがあったので、ここに追加してみた。
本当はCWの回路も同じ構成であったのだが、今まで使っていたものを流用。今回はフォトリレーも含め手持ちの部品を使ったので追加コストはほぼゼロ円。



使用方法

MMTTYを使うが、USB-シリアルアダプターを利用する場合にはEXTFSKというソフトが必要とのこと。
EXTFKSをMMTTYの入っているフォルダーに置く。MMTTYの設定でPortをEXTFSKとする。


次にFXTFSK設定画面でComポートなどを設定する。


N1MM+のConfig画面のDigital設定。FSKだがMMTTYとのインターフェイスはサウンドカードを選ぶ。





N1MMではそのまま動いたのですが、Logger32では動かなかい。調べたらLogger32の場合にはLogger32のフォルダーにextfsk.dllをコピーする必要があるとのこと。うまく行きました。
Logger32ではMMTTYのマクロでは動きません。Logger32独特のマクロがあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~yy7a-ysd/Logger32_JapaneseHelp/Logger32_JapaneseHelp.html

こんな形になりました。右のコネクターの中には下のCWインターフェイス回路が入っていました。そこにFSKの回路を外付けで製作しました。

ちなみにこれがCWの回路。


2016 年のWAR RTTYコンテストにこのFSKアダプターで参加してみました。中央はN1MMのクラスターに同期したバンドマップ画面です。このコールサインをクリック するとその周波数に飛んで直ちにデコードします。さすがにFSKですね。ただし、Mark周波数が既定の2125KHzからずれていると駄目です。最初い くら呼んでも取ってもらえなかったのですがMark周波数が少しずれていました。最近は1275Hzで運用しています。キンキンしていた音が聞きやすくなりました。

MMTTYのパネルの操作についてはここ、

(2016/11/14)