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2007年9月29日、FCCの試験を受験しました。
9月に入ってからVEC Tokyo TeamのHPを見たところ9月29日に東京で試験があることに気がつき、もう締め切りか、とも思いましたが受験登録をしたところ、受け付けてもらえることが出来ました。
それから短期間でしたが同HPから試験問題をダウンロードしたり、QRZ.COMが提供するオンライン模擬試験などをやりながら試験勉強をしました。
FCCの試験問題はVEC(Volunteer Examiner Coodinator)というボランティアハムが作成し、数種類の問題をQuestion Poolとして使います。Question Pool問題はHPなどで公開しています。試験はこのPoolの中から選択されます。
QRZ.COMのオンライン模擬試験もこのPoolの問題をランダムに組み合わせています。

試験問題ですが日本のいかにもお役所的なものと違い、とても実用的な内容です。ハムになる人にとっての心構えなどを質問します。電波伝搬などについてもあらためて勉強になりました。
例えばコンテストですが、その目的をたずねる質問がありますが、答えは運用能力を高めて非常通信に備えるのだそうです。

当日は試験を監督するVE(Volunteer Examiner)の方が10人程参加していました。規則では3以上の監督が必要となっています。
受験者は20人ほどでした。私のようにTechnicianから受験する人は1/3くらいで残りはGeneralクラスとかExtraクラスからの受験者でした。
試験問題と解答用紙、それと白紙の計算用紙が配られます。回答は4択。一つの試験を受験している時は外に出ることは出来ません。やはり緊張していましてTechnicianに合格したあとトイレに行き、会場に戻るとGeneralクラスの問題用紙などが置いてありました。一つの試験が終了するとVEの方が採点し、3人のVEが確認しサインをします。
Generalも合格し、続いてExtraを受験しました。
さすがにExtraでは自信のない問題がかなりありました。失敗してももう一回受験できます(ただし受験料をもう一度払う必要がありますが)。もう一度受験する時間もあるからよいか、と思っていたところ合格しました。
ということで13:30くらいから15:30頃まででExtraに合格出来ました。
Technician、GeneralとExtraでは運用出来る周波数帯が異なっていて混乱することもあり、一度に全部に合格する人はそれほど多くない、と後でVEの方に聞きました。
免許は1ヶ月ほどで米国のアドレスに送られるとのことです。これで日本でも1アマ相当、1KWの申請も出来るそうです。ラッキー。
 
これがExtraに合格した証明書

FCCから送られてきたライセンス。コールサインはAF6FA、WやKでないのでAF6ってどこ、という感じですが、どちらから読んでも同じ、気に入ってます。このセイランスは額に入れるためのもので、この他に小さい携帯用も同封されてました。
 
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