その2
1985年頃の話、サンディエゴからAVISのレンタカーでメキシコ国境の町ティワナへ。
メキシコ国境をこえたところでメキシコのバイク警官が追いかけてきて止まらされる。曰く、アメリカのレンタカーをメキシコで運転するのは違法である、又、メキシコの保険なしに運転してもいけない・・・。確かにAVISの契約書にはメキシコで運転してはいけない、と書いてあるが、これはあくまでAVISと借り手間の契約であり、法律ではない。
悪徳警官とは分かっているけど、こちらは旅行者なんで、面倒を省くためにお金で解決することに、パスポートに挟んで差し上げて、警官にアメリカ国境まで送ってもらう。
同乗者が、それでもメキシコに行きたい、というので国境付近に何軒もあるメキシコの保険を売る店の一つに入り、保険の手続きをする。と、その店に、メキシコの運輸大臣の、メキシコでアメリカのレンタカーを運転するのは法律違反ではない、メキシコの悪徳警官に注意するように、というチラシを入手。
再度メキシコ国境へ。なんとくだんの悪徳警官、同じ車と知ってか知らずか追いかけてきて、多分知らなかったんでしょうね、我々が、例のチラシを見せるとかなり慌てた様子で、さっきのお金をそっくり返してくれる。
この話はここで終わらない。その後1-2時間ぶらついて、アメリカ国境へ、なんと今度は別の警官が寄ってきて、アメリカのレンタカーを運転するのは、と始めたので、例のチラシを見せて追っ払う。入り口担当と出口担当がいるんですね。
 

海外番外編トップへ