1980頃、米国駐在中に、日本から来た出張者とオタワ出張。途中週末にトロントに立ち寄り、トロント空港からナイアガラ見学に行った。
確か土曜、昼前にレストランを見つけ昼食に立ち寄る。昼食の注文と同時にビールを注文しました。ところがウエイトレス曰く、今何時?、でビールの注文を受け付けない様子。その後しばらくして、ビールを注文しても、又、今何時?、3度目に頼んだときに、時計を見ながら、そろそろ12時だから良いでしょう。そうです、カナダでは(多分トロントのあるオンタリオ州)土日の昼前にレストランなどで酒類は出せないようです。
そういえばアメリカでもお酒に対する規制は日本に比べるととても厳しい。以前ニュージャージーに3ヶ月滞在していたときには、近所のスーパーで酒のコーナーは週末にはロープが張ってあり買えなかった。
有名なのは年齢が30才以下に見える人に酒を売るときは必ずIDの提示を求める、という規則。日本のようにどこにでも酒の自動販売機がある、なんてことはない。
レストランでも免許を持たず酒を売れない店が結構あった。そんなところは大抵となりに酒屋があって、自分で買って持ってゆく。オーストラリアでもBYOと書いてある店がある。BYOはBring Your Ownの略。
免許は店の規模が大きくないと取れない。バーコーナーを作れないような狭い店ではあえて免許は取らない。店によってはワインやビールは出せるがウイスキーなどの強い酒は出せない所もある。
確かに清涼飲料水とタバコの自動販売機はあるが酒の販売機はどこでも見ることは出来なかった。ちなみにアメリカの自動販売機はレストランやコンビにの内部、または、日本でも多いが会社のビルの中だけで、外には置いてない。外置いてあると壊されて金が盗まれる、ということ。最近はこの手の犯罪が日本でも多くなりましたね。
 

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