高校のハムクラブ(なぜか物理部、となりの部屋の化学部との勢力争いに明け暮れる)仲間でつくったJARL登録クラブ「スラッシュ」。20年以上のブランクの後、「旧コールサイン復活」に合わせて再結成。20世紀最後の年にJARL再登録(登録番号13-4-47)。

ちょうど私たちが高校ハム生活を謳歌してした時代は、テレビ番組といえばアメリカTVドラマのライセンス放映最盛期。その中で、ちょっとおしゃれでスマートなスパイシリーズ「0011ナポレオンソロ」が1965年から1968年まで放映された。

「0011ナポレオンソロ」、原題「THE MAN FROM U.N.C.L.E.」、ニューヨークの仕立て屋に本部をもつ正義のスパイ組織 U.N.C.L.E.(アンクル)のエージェント、ナポレオン・ソロとイリヤ・クリアキンが世界平和のために日夜闘いつづける、という非常に分かり易い番組。野沢那智(イリヤ)と矢島正明(ソロ)の軽快なやりとりが新鮮だった。彼らが万年筆型の衛星電話で話す「オープンチャンネルD」、が我々の合言葉でもあった。

その番組の中で、アンクルの仇敵スラッシュ(T.H.R.U.S.H.)は、世界征服をたくらむ秘密結社でアンクル最大の敵。 たまたまクラブ仲間のイニシャルがTHRUSHだったことで、命名(??)。

その後はコンテスト好きの仲間がだんだん集まり、現在はJARL主催コンテストでは常に上位を狙えるようになる。

 

YouTubeからThe Man From U.N.C.L.E.のTrailer